11月中旬の休日のこと、友人達と久し振りの浅草飲み。
雷門の前には多くの人。
人力車のお兄さんたちも客が戻って嬉しそう。
4月に架け替えられた新しい提灯が綺麗だ。
仲見世も覗いてみるが、あまりの人の多さに密を避けるため早々に引き返す。
和装の女性も多い。
外国人観光客が居なくてもこの混雑は、Go toキャンペーンのお陰なのだろうか。
雷門の下では、モデルの撮影会。
風雷神門の提灯を撮影したら、画面の左端にモデルさんが写り込んでいた。
時間になったので、待ち合わせのお店に向かう。
すし屋通りにある蕎麦の名店、『十和田』。
ここは蕎麦だけでなく天麩羅も美味いのだ。
メンバーが揃い、乾杯。
今日のメンバーは、ちぃさん、みんみんさん、そして私。
四月に企画していた会がコロナで流れ流れてようやく7か月遅れでの開催となったのだ。
最初の生ビールは美味い。
暑いくらいの快晴で乾いた喉が潤う。
前菜は上品な味付けでビールが進む。
みんみんさんの牛蒡の鶏肉巻きは私がいただくことに。
お造りも美味しそう。
続いて天麩羅が届く。
蕎麦屋の天麩羅は美味い。
ここでちぃさんはハイボール、みんみんさんと私は日本酒に切り替える。
私の酒は、岩手県二戸市の南部美人が醸す、南部美人 純米吟醸。
麹米は、ぎんおとめ他で精米歩合は50%。
掛米は、美山錦他で精米歩合は55%。
酵母はM310他が使われている。
みんみんさんの日本酒は、宮城県石巻市の平考酒造が醸す、日高見
超辛口純米酒。
使用米はひとめぼれ、精米歩合は60%。
受け皿が表面張力になるまで注いでくれる。
天麩羅と日本酒の組み合わせは王道の美味しさ。
お好みで天麩羅を追加。
舞茸、烏賊、そしてシシトウはお店のサービス。
鱚、穴子、椎茸、そしてサービスのシシトウ。
続いては、三人とも日本酒を選ぶ。
ちぃさんと私は、新潟県村上市の宮尾酒造が醸す、〆張鶴 特別本醸造 雪。
使用米は五百万石で、精米歩合は55%。
みんみんさんの日本酒は、福島県南会津町の国権酒造が醸す、国権 特別純米酒 夢の香。
夢の香を60%まで磨いて醸されている。
今度は先程とは違う男性が注いでくれる。
話しによると、このお店のお嬢さんと結婚したので、平日はサラリーマンをしているが、休日はお店の手伝いをしているのだそうだ。
穴子の天麩羅は好物。
カリッと揚がった穴子が美味い。
店の中には、天麩羅の揚場。
二人でここに来るときはカウンターで天麩羅を揚げてもらって食べるのが好きだ。
人気店で休日は常に満席のお店だったが、このご時世ではお昼の時間を過ぎると空席が目立つ。
ちぃさん、みんみんさんと浅草で過ごす楽しい休日の午後は続きます。