クリスマスイヴのこと、六本木ヒルズで彼女と待ち合わせ。
66プラザには”六本木ヒルズ・クリスマス2020”を彩る、村上隆さんの”お花の親子”。
高さ10mの金色の彫刻が威容を誇っている。
クリスマスマーケットに行こうと思ったが、密を避けるため入場制限中。
30分待ちとのことなので、ウエィティング登録をして周辺を散策することにする。
ウエストウォーク・デコレーションの周りには写真撮影をする多くの人。
けやき坂のイルミネーションを見に行ったが、陽が落ちる前なのが残念。
あと30分もすると、もっと輝きを増すことになる。
東京タワーはダイヤモンドヴェールに輝いているが、写真では全く色が出ない。
森タワーを背景に撮影。
六本木けやき坂通りには人が多いので、陸橋に上って撮影。
東京タワーにはハートのマーク。
クリスマスマーケットの呼び出しが来たので、大屋根プラザに戻り、検温と手指の消毒を行い入場。
今年もケーテ・ウォルファルトを始め、七つのお店が出店。
屋根の上にはサンタクロースやトナカイ。
ドイツのクリスマスピラミッドはクリスマスツリーの原点と言われている。
ザルツブルクの伝統工芸品のスパイスデコレーションを物色。
ザルツブルグを初めて訪れたのは大学四年生の時。
夏の音楽祭の最中で、この時に初めてワインの美味しさに魅せられた。
そして今夜の目的は、ヴァイナハツタンネのシュトーレン。
大きな箱入りを購入。
レストランの予約時間が迫ったので、急いで移動することにする。
暗くなり、”お花の親子”が一層光り輝いている。
先ほどまで色がわかり辛かった東京タワーのダイヤモンドヴェールが美しく見え始めた。
二人で向かったのは、ここ。
と言っても、『ハードロックカフェ』ではない。
予約しているのは、『トニー・ローマ』。
毎年クリスマスのディナーはフレンチにしているが、好きなレストランの『メゾン ポール・ボキューズ』には年末に訪問する予定だし、『レストランひらまつ レゼルヴ』には行ったばかりなので、今年は趣向を変えてみた。
まだ早い時間なので広い店内に客は少ないが、やはりクリスマスイヴ、直ぐに満席となった。
私達のテーブルは高い背もたれで仕切られたボックス席。
密を避けるため、予約時に確保しておいた。
テーブルの奥の壁の絵が面白い。
まずはシャンパーニュ、モエ・エ・シャンドン、ブリュット、アンペリアルを抜栓。
席に着くと直ぐに飲めるように、強めに冷やしておくように予約時に頼んでおいた。
彼女とモエシャンで乾杯。
このお店のワインは全てアメリカ産だが、シャンパーニュだけはモエシャンを置いている。
シャンドンは世界各地に生産拠点を持つが、これは本家シャンパーニュのモエ・エ・シャンドン。
オーストラリア、ブラジル、カリフォルニア、中国、インドのシャンドンは飲んだことがあるが、アルゼンチンのシャンドンだけはまだ飲んだことが無い。
彼女と過ごす、六本木の『トニー・ローマ』での楽しいクリスマスイヴの夜は続きます。