「渋谷スクランブルスクエア」で開催された、”テイスティング サウス・オーストラリア”に彼女と共に参加した楽しい午後の続き。
時間と共に、参加者の数が多くなってきた。
そろそろお暇した方が良さそうだ。
「プルマン東京田町」のエグゼクティブシェフ、福田浩二氏監修の”サステナブルビューティーフード”は三種。
カンガルー肉のカンガサンガ、ごまとマスタードのミナミマグロをたっぷり食べた後は、デザートを楽しむ。
はちみつとアーモンドのラミントン。
デザートに合わせるのは、アデレード・シャルドネ、2019年。
完熟ぶどうを用い、樽熟成されたシャルドネが美味い。
ラミントンは、オーストラリア、クイーンズランド州発祥のデザート。
四角く切ったスポンジケーキを伝統的なチョコレートソースでコーティングし、乾燥ココナッツをまぶしたもの。
このラミントンは蜂蜜とアーモンドがたっぷりと使われ、とても美味い。
〆のワインは、ヴィレッジ・セラーズ。
オーストラリア大使館でのガーデン・パーティでも何時も〆にはヴィレッジ・セラーズのワインを飲んでいる。
写真がボケてしまった。
選んだのは、ダーレンベルクが造る、ザ・スタンプ・ジャンプ、ライトリー・ウッデッド・シャルドネ、2018年。
招待してくれた、在日オーストラリア・ニュージーランド商工会議所会頭のサリーにお別れの挨拶をし、会場をあとにする。
「渋谷スクランブルスクエア」を出ると、もう少し食べようということで「レイヤード・ミヤシタ・パーク」に向かう。
「渋谷横丁」には多くの客。
ここはパスして「ミヤシタ・パーク・ノース」に向かう。
3Fのレストラン街を一渡り見て歩き、彼女が選んだお店は、『海南鶏飯食堂5』。
シンガポールを中心とした東南アジアの庶民食、海南鶏飯(ハイナンジーファン)のお店だ。
ランチには遅くディナーには早い中途半端な時間なので、店内にも空席が目立ち、これなら安心して食事が出来る。
窓際の広い四人用テーブルに案内される。
パクチーサラダを注文したが品切れ。
そこでトマトキュウリサラダを注文。
メインは鶏になるので、もう一品は海老を選んだ。
海老エペッパー炒め。
海老はぷりぷり、胡椒が効いていて美味い。
合わせるワインは、イタリア、プーリア州のヴァッレ・デッラッソが造る、サレント・ビアンコ、レ・レンツェ、2018年をボトルで注文。
プーリアのワインはコスパが良いので好きだ。
セパージュは、ヴェルデーカ70%、フィアーノ30%。
海南鶏飯が届く。
スープ付き。
海南鶏飯はシンガポールやタイでは何度も食べているが、日本で食べるのは初めて。
低温調理された鶏肉はジューシーで柔らかく、今まで食べた中で一番美味しいような気がする。
ソースは三種類。
どれを付けて食べても美味い。
「お腹がいっぱい」ということで、彼女から鶏肉が何切か引っ越してきた。
そこで香り米を追加でもらい、一緒に食べることにする。
香味野菜と鶏油で炊きあげられたタイ産の香り米は、お代わり自由。
満腹になった後は「ミヤシタ・パーク」の屋上庭園を散策、と思ったが、あまりに人が多いので早々に退散する。
渋谷駅まで戻ってきた。
先程まで試飲会に出ていた「渋谷スクランブルスクエア」が聳え立つ。
ハチ公側、スクランブル交差点にも多くの人出。
出来るだけ人との距離をとりながら、帰途に就く。
彼女と過ごす、”テイスティング サウス・オーストラリア”の楽しい午後でした。