4月下旬のこと、彼女と渋谷で待ち合わせ。
コロナ感染拡大以降は人出が多い渋谷には近づかないようにしていたが、今日はオーストラリアの会が開催されるので、久し振りの渋谷。
向かった先は、「渋谷スクランブルスクエア」。
学生時代は吉祥寺に住んでいたし、教養学部時代は駒場だったので、渋谷は慣れ親しんだ街。
でも最近の再開発の速さには追い付けず、すっかり見知らぬ街になってしまった。
「渋谷スクランブルスクエア」から見下ろすと、「東急東横店」の解体工事が進んでいる。
参加した催しは、”テイスティング サウス・オーストラリア”。
南オーストラリア州が主催するワインと食のイヴェントで、在日オーストラリア・ニュージーランド商工会議所と、ワイン輸入会社のジェロボームからご案内をいただいた。
レセプションで検温と手指の消毒を行い、入場。
あまり密になるようであれば早々に退出しようと思っていたが、この位の人数であれば問題ない。
飲食はチケット制なので、オーストラリアを応援する活動をしている私としては、多めに購入。
大きなプロジェクターでは、南オーストラリア州のPRヴィデオが上映されている。
まずは在日オーストラリア・ニュージーランド商工会議所会頭のサリーと挨拶を交わし、お互いの近況報告を行う。
サリーから今回初参加のワイナリーがあると聞き、そのブースを訪問。
A-Trading代表の飯田レイモン正豪氏からワインの説明を受ける。
正豪(しょうご)さんはオーストラリア/日本のハーフで、名前にも豪の文字が入っている。
彼が輸入販売しているのは、ランバート・エステート・ワイナリーの製品。
バロッサ・ヴァレーでサステナブル農法でぶどうを栽培し、プレミアム・ワインを造るワイナリーなのだ。
ザ・プロローグ、スパークリング、2018年のセパージュは、シャルドネ53%、ピノ・ノワール47%。
A-TradingではMakuakeでクラウドファンディング方式でこれらのワインを販売している(期間は4月5日から5月16日まで)。
詳しくはこちらから。
最初に飲むスパークリングは美味い。
ランチを食べていないので、料理も購入。
今日の料理は、南オーストラリア州グルメアンバサダー、「プルマン東京田町」のエグゼクティブシェフ、福田浩二氏監修の”サステナブルビューティーフード”。
今年の南オーストラリア州のテーマは、”サステナブルビューティー”なのだ。
カンガサンガは、カンガルー肉のサンドイッチ。
カンガルー肉は高タンパク低カロリーの食材。
これは美味い。
「プルマン東京田町」の『KASA』で食べることができる。
ごまとマスタードのミナミマグロ。
これも素晴らしく美味。
茶そばが添えられているのも面白い。
次のワインはジェロボームのブースで選ぶ。
ジェロボームとは長い付き合いで、ジェロボーム開催のワインメーカーズ・ディナーには数限りなく参加した。
コロナ感染拡大により開催が途絶えているのは残念。
前回出席した会は2019年7月のことで、その時はジェロボームのロビンソンCEOと楽しく飲み過ぎてしまった。
その時の記事はこちら。
選んだワインは、デューンズ&グリーンが造るスパークリング、シャルドネ ピノ・ノワール。
カンガサンガに合わせて飲むととても美味い。
セパージュは、シャルドネ59%、ピノ・ノワール36%、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーズ、グルナッシュが合わせて5%。
次のワインはヴィレッジ・セラーズのブースで選ぶ。
ダーレンベルクが造る、ザ・スタンプ・ジャンプ、ソーヴィニヨン・ブラン、2019年。
彼女がソーヴィニヨン・ブランを飲みたいというので探したが、数十種類出品されているワインの中でソーヴィニヨン・ブランはこの一種類だけ。
やはりニュージーランドと違い、オーストラリアはシャルドネ主体だ。
これはミナミマグロに合わせて飲む。
次にジェロボームのブースで選んだワインは、ジム・バリーがクレア・ヴァレーで造る、ザ・ロッジ・ヒル・シラーズ、2016年。
カンガサンガをリピートし、シラーズと共に味わう。
このシラーズは濃厚な果実味とタンニンを持ち、バランスの良い強いボディが素晴らしい。
セパージュはシラーズ100%で、アメリカン・オーク80%、フレンチ・オーク20%の樽で13か月間熟成されている。
今回の会にはボディケア用品のブースもある。
オーガニック・ボディケア・ブランドのマインビーチから、リグリアンハニー・シリーズとリバーランドオレンジ・シリーズが出品されている。
「渋谷スクランブルスクエア」で開催された”テイスティング サウス・オーストラリア”で彼女と過ごす楽しい午後は続きます。