4月下旬のこと、舞浜でちぃさんと待ち合わせ。
ディズニーリゾートラインに乗り、目的地に向かう。
今回の訪問は悩んだ上での決断。
随分以前に日程指定チケットを買っていた。
ところが緊急事態宣言の発出。
東京のテーマパークには休業要請が出されたが、東京ディズニーリゾートは浦安市なので休業せずに時短営業するとの発表。
パレードを中止するなど安全対策を継続し、入園者制限も20,000人から5,000人に減らすとのこと。
そこで二人で相談し、訪問を決断。
以前はシーには時々遊びに来ていたが、今回は数年ぶりの訪問。
何度来てもワクワクする場所だ。
開園時間となり、一斉に入場。
ここを見る限り、随分入園者が多いように見える。
でも混んでいたのは入り口だけで、あっという間に入園者は広い園内に分散し、ほとんど他人に合わなくなった。
まず向かったのは、アメリカンウォーターフロント。
ちぃさんが一番好きな、タワー・オブ・テラー。
以前は1時間~2時間待ちの人気アトラクションだが、今日は待ち時間ゼロ。
落ちるとわかっていても、ぎゃ~と声が出る。
待ち時間が無いと、心の準備が無いままフリーフォールに遭ってしまった感じで一層恐怖を感じる。
ホテルハイタワーを出ると、エレクトリックレールウェイに乗り、次のアトラクションに向かう。
青空にプロメテウス火山が美しく聳え立っている。
S.S.コロンビア号、ケープ・コッドを左手に見ながら進む。
向かった先は、ポートディスカバリー。
着いてみると、ストームライダーはニモ&フレンズ・シーライダーに変わっていた。
調べてみると、ストームライダーは2016年5月16日に終了したそうで、前回訪問後すぐにラストフライトを終えたとのことだった。
シーライダーにも乗ってみたが、これは子供向き。
やはりストームライダーが無くなったことは残念だ。
次は徒歩でロストリバーデルタに向かう。
それにしても、こんなに人の居ないディズニーシーは初めての経験。
インディ・ジョーンズ・アドベンチャー、クリスタルスカルの魔宮。
ここも待ち時間ゼロで乗車。
入園後わずか30分で4つのアトラクションを回ったことになる。
続いては、レイジングスピリッツ。
ここも待ち時間無し。
何時もは牛歩で進むのでアプローチの長さをあまり感じなかったが、誰一人いない通路を歩くと搭乗ゲートまでがとても遠く感じる。
久し振りに乗る360度ループコースターは楽しい。
快晴だが気温は20℃ちょっと、湿度も低くとても気持ちの好い天気。
元々はロストリバーデルタで昼食の予定だったが、あまりに順調に回っているので、まだレストランが開いていない。
そこで先にアラビアンコーストに行くことにする。
ブルーのドームが青空に映える。
この中には二階建ての回転木馬、キャラバンカルーセルがある。
この建物を見ると、イランの王宮のモスクを思い出す。
イランはなかなか行ける場所ではないが、12回訪問した。
魅力的な国だが、出国時には何が起こるかわからないので、何時も緊張した。
お目当ては、マジックランプシアター。
ジニーの軽快な歌と踊りを堪能し、ランチに向かうことにする。
再びロストリバーデルタに戻り、『ユカタン・ベースキャンプ・グリル』でランチを楽しむことに。
レストランへのアプローチの左右は、発掘中の古代遺跡の設定。
この骸骨、随分脚が長い。
ちぃさんが上を見て、「気持ち悪い樹がある」。
見上げると、木の枝に目玉がぎっしりと付いている。
これはアコウという名前の亜熱帯地方の木で、ガジュマルと同じく気根を伸ばして成長する。
この木の実を鳥が食べて種を他の樹に落し、そこから芽が出て気根を伸ばして成長し、宿主となった樹を覆い尽くして枯らしてしまうことから、別名は締め殺し木。
シェフのおすすめセットと生ビールと赤ワインを購入。
広い店内には、客は僅か数組。
テラス席を選び、ランチの準備完了。
ちぃさんと過ごす、ディズニーシーの楽しい一日は続きます。
【ここまでに巡ったアトラクションとレストラン】
・タワー・オブ・テラー
・エレクトリックレールウェイ
・シーライダー
・クリスタルスカルの魔宮
・レイジングスピリッツ
・マジックランプシアター
・ユカタン・ベースキャンプ・グリル