丸の内仲通りでランチの後、電車を乗り継いで到着したのは、守谷駅。
ここで、ちぃさんと待ち合わせ。
今回の目的は、アサヒビールの「スーパードライ ミュージアム」の見学。
前回守谷を初訪問した時に、ここにアサヒビールの茨城工場があり、見学できることを知った。
工場見学の電話予約をした時に教えていただいた通り、バス停で送迎バスを待つ。
私達の他に、背広姿の男性が6人乗車。
10分ほど走ると、アサヒビール茨城工場の看板。
工場内の、「スーパードライ ミュージアム」に到着。
入り口で検温、手指の消毒を済ませ、受付カウンターで工場見学の手続きを行う。
一度の入場者は11人に制限されていて、今回の参加者は10人。
ここは来訪者の記念撮影スポット。
見学開始まで10分ちょっと。
展示コーナーを見て過ごす。
いよいよ見学開始。
まずはスーパードライ シアターに案内される。
スーパードライの紹介ヴィデオを鑑賞。
アンバサダーは、白石麻衣さん。
入り口とは反対側に出ると、長い廊下。
4月17日にリニューアルオープンしたばかりとのことで、隅々まで新しく綺麗だ。
黒と赤を基調とした色使いにはインパクトがある。
長い廊下の突き当りには、長いエスカレーター。
隣の階段にはビール缶の絵がずらりと並ぶ。
このエスカレーターを上っている間=45秒間に茨城工場で製造される350ml缶の数、1,200本が描かれている。
エスカレーターを上りきると、そこには590万本の文字。
これは茨城工場で一日に製造されるビールの350ml缶換算の本数なのだそうだ。
1,200本/45秒の生産本数よりも約2.5倍多い量だが、これは樽や瓶や500ml缶の分も換算しているため。
ここは原料のコーナー。
麦とホップが展示されている。
今は感染予防のため、手に取ることは出来ない。
仕込みの行程も見ることが出来る。
窯は二系列あり、右側の空いたスペースには三系列目を増設できるようになっている。
窓から下を見下ろすと、そこは操作ルーム。
24時間交代勤務で製造されているのだそうだ。
次のコーナーでは”辛口”の説明。
普通のビールの味わいが白いラインなのに対し、スーパードライの味わいは赤いラインなのだそうだ。
ガンときてスッと消えるようで、わかったようなわからないような。
再び長い廊下を展示を見ながら進む。
ミュージアムはとても広く歩行距離が半端ないので、結構なウォーキングになる。
一昨年に沖縄のオリオンビールの工場を見学した時は、案内の女性がハイヒールを履いていたのに驚いた。
ちぃさんに、「ここの案内の方はローヒールだね」と小声で話すと、「私もまず靴を見ちゃった」とのこと。
次は発酵工程の説明。
発酵タンクに見立てたステンレス槽が下に沈み込み、中を覗けるようになる。
発酵の様子を模した映像。
318号酵母がスーパードライを生み出しているのだそうだ。
最終的な品質検査は、テスターによる官能検査。
多くの女性テスターが活躍している。
ビール好きには嬉しい仕事にも思えるが、一日中ビールの味のチェックをするのは大変な仕事だ。
窓の外には、多くの発酵・熟成タンク。
アサヒビール茨城工場での、楽しい「スーパードライ ミュージアム」見学は続きます。