7月初旬のこと、メトロ東京駅でちぃさんと待ち合わせ。
二人で向かったのは、「新丸ビル」。
夕方と言ってもまだ時間が早いので、ロビーに人影は少ない。
今夜は肉をガッツリ食べる企画。
お店はシュラスコの名店、『バルバッコア・クラシコ』。
シュラスコは大好きで、ブラジルでも何度も食べに行った。
好きなお店は、『フォゴ・デ・ショーン』。
ヒューストンでも食べに行った。
私達の席は大きな店内の中の一番奥の窓際のテーブル。
三井物産ビルの横に皇居が見えている。
一番に入店したので店内はガラガラだが、30分後には結構な数のテーブルが客で埋まった。
それでもコロナ前は常に満席の人気店だったので、やはり寂しく思う。
カトラリーは袋詰めになっている。
ナイフは、メイド・イン・ブラジルのトレモンティーナ。
”バルバッコア”の名前入りだ。
ビニール手袋のケースが届けられた。
サラダバーに行くときは、マスクと手袋を着用して下さいとのこと。
乾杯はシャンパーニュをグラスで。
ペリエ・ジュエ、グラン・ブリュット。
今夜はガッツリ食べましょうと誓いの乾杯。
エミール・ガレのアネモネのグラスが可愛い。
素晴らしいバランスの気品あふれるシャンパーニュだ。
セパージュは、ピノ・ノワール40%、ピノ・ムニエ40%、シャルドネ20%。
まずはサラダバー。
ヤシの新芽のパルミットもちゃんとある。
これは好物。
ひとわたり見て歩き、何を皿に盛るかイメージする。
撮影はしなかったが、フェジョアーダのコーナーもある。
こちらはデザート。
肉をいっぱい食べても、デザートは別腹。
ブラジルやアメリカではサラダバーにローストビーフや鴨肉やチーズがふんだんに置かれているので、何時も前菜だけでお腹がいっぱいになってしまう。
今夜は肉を食べるため、前菜は野菜とフルーツ中心に量を控えた。
シャンパーニュを飲み干すと、白ワインで乾杯。
カリフォルニアのベリンジャー・ヴィンヤーズが造る、トンネル・オブ・エルムズ、シャルドネ。
飲食店専用のワインだ。
トンネル・オブ・エルムズとは、ベリンジャーのワイナリーの入り口にある楡の並木のこと。
さて、いよいよ肉を食べ始めることにし、プラスティック・タグを赤から緑に裏返す。
テーブル上には、醤油モーリョと野菜モーリョ。
そして肉の部位の説明書き。
いよいよ楽しいシュラスコの始まりです。