六本木の『エンパイア・ステーキハウス』でちぃさんと過ごす楽しいランチの続き。
三種類目のシャンパーニュは、ビルカール・サルモン、ブリュット、レゼルヴ。
1818年の創業以来、7代にわたり家族経営を続ける名門で、モットーは”少量逸品主義”。
シャンパーニュが代わったので、またまた乾杯。
豊かなアロマ、凝縮された果実味、深い熟成感。
果実味と酸味のバランスの良い素晴らしいシャンパーニュだ。
リザーヴワイン比率は40%と高く、瓶内熟成期間は30ヶ月。
セパージュは、ピノ・ムニエ40%、ピノ・ムニエ30%、シャルドネ30%。
今回の私のステーキは、サーロイン。
今までは毎回リブアイを選んでいたので、初めて変えてみた。
レアで頼んだのだが、ミディアムに仕上がっている。
日本ではレアを食べることはなかなか出来ない。
まあ、とても柔らかい肉なので良しとしよう。
付け合わせのブロッコリーとポテトフリットは安定の美味しさ。
ちぃさんは今まではフィレだったが、今回はリブアイ。
ミディアムで頼んだが、ウェルダンになってしまった。
マルサラソースは濃厚で美味い。
オリジナルソースも美味いが、前回間違って掛け過ぎてしまったので、今回は使わない。
サーロインとリブアイを一切れずつ交換。
ソムリエの田村さんがビルカール・サルモンを注ぎに来てくれ、「今日の肉は如何ですか」と聞いてくれたので、「焼き過ぎだよ」と返答。
「誠に申し訳ありません。厨房にしっかり伝えます」とのこと。
「美味しいから大丈夫だよ。でも次回はレアでお願いしますね」と私。
食後も何杯目かのビルカール・サルモンを楽しむ。
二本目のボトルを抜栓したので、改めて乾杯。
田村さんが「大きなグラスでも香りを楽しんでみてください」と、白ワイン用のグラスに注いだビルカール・サルモンを持って来てくれた。
豊かなアロマを一層感じることが出来て美味い。
こうして少し液温を上げながら飲むのも楽しいものだ。
今日飲んだ三種類のシャンパーニュ達。
マンサールはグラスに一杯ずつ、ジョセフ・ペリエはグラスに二杯ずつだったが、ビルカール・サルモンは二本ほど飲んでしまった。
店を出ると、前回はミッドタウン六本木に向かったが、今回は逆に芋洗坂を下る。
けやき坂下には、サウナとアートの融合施設、チームラボリコネクトが出来ている。
けやき坂ではルイ・ヴィトンをチェックしたり、『ジャン・ジョルジュ』では「今日沢山飲んだビルカール・サルモンをここで飲んだら、グラス一杯3,000円するよ」と話したりしながら歩く。
けやき坂から大横丁坂を抜け、外苑西通りに至る。
そして向かった先は、広尾の『カフェ・ミケランジェロ』。
ちぃさんと過ごす、広尾の午後は続きます。