7月中旬のウォーキング。
この日も暑かったが、頑張って長距離のウォーキング。
空に浮かぶ雲、これは中華街の獅子舞だ。
高い樹に花と実がいっぱい生っている。
これはアオギリ科アオギリ属の落葉高木、アオギリ(青桐)。
生長が早いので日本でも街路樹によく使われるが、原産地は台湾、中国南部、ベトナム、沖縄等の亜熱帯地方。
葉が桐に似ていて、幹が緑なので、アオギリ(青桐)の名前が付けられた。
アオギリは、幹でも光合成を行うのだ。
黄色い花は蜜を含みミツバチが集まる。
”アオギリ蜜”は有名。
花のあとには、舟形の実が生る。
8月上旬には実が熟し、とても目立つようになる。
舟形の実はこんな形になり、緑から茶色に変化しつつある。
8月中旬には実が割れて、中の小さな種子が見えてきた。
カカオもアオギリと同じアオギリ科の樹であり、アオギリの実も炒って食べることが出来るし、コーヒーの代用品にもなる。
アオギリの花の花言葉は、”秘めた意志”、”秘めた恋”。
紐のようなものがいっぱいぶら下がった変わった樹を見付けた。
これはトウダイグサ科ナンキンハゼ属の落葉高木、ナンキンハゼ(南京櫨)。
南京櫨の名前は、櫨の代わりに蝋を採ることが出来る中国の樹という意味。
原産地は、中国、台湾。
この後に緑の実が生り、熟すと実が割れて中には白い種子が入っている。
この種子から蝋を採取することが出来る。
櫨と名が付いているが、ウルシ科のハゼノキとは関係なく、樹液でかぶれることはない。
花言葉は、”真心”、”心が通じる”。
濃いピンクの穂のような花を咲かせているのは、タデ科イヌタデ属のオオケダテ(大毛蓼)。
原産地は、熱帯アジア、中国。
江戸時代に観賞用に栽培され始め、毒虫や化膿性の腫物の薬としても用いられた。
ところで”蓼食う虫も好き好き”の蓼は、仲間のヤナギタデ(柳蓼)のこと。
花言葉は、”思いやり”、”雄弁”、”汚れない心”、”申し分のない”、”愛らしさ”。
珍しい花を見付けた。
日本、東アジア原産の、アカネ科ヘクソカズラ属の蔓性多年草のヘクソカズラ(屁糞葛)。
名前に屁と糞を付けられるとは、何とも可哀そう。
葉や茎を傷つけると悪臭を放つことから、屁糞と名付けられた。
英語名も、Skank vine、Stink vineなので同じ発想。
中国名は鶏屎藤(屎はクソのこと)。
名前は酷いが、花は可愛い。
サオトメバナ(早乙女花)、サオトメカズラ(早乙女葛)の別名もある。
花言葉は、”人嫌い”、”意外性のある”。
鷹の爪の三回目の収穫。
約一週間おきに収穫している。
一回目は98本、二回目は85本、そして今回は119本を収穫。
二株でこの収穫量は豊作と言える。
今夜は、先日成城石井で購入したイタリアの赤ワインを抜栓。
モンテフィオーレ、ピエモンテ、バルベーラ、2019年。
バルベーラ・ダスティやバルベーラ・ダルバではないが、D.O.C.ワインだ。
色合いは少し紫を帯びた不透明な濃いルビー色。
レッドチェリーやストロベリーの香り。
綺麗な果実味と、バルベーラの特徴である活き活きとした酸を持つ。
タンニンは軽めで、全体としては果実味豊かで爽快なミディアムボディ。
このワイン、どんな造り手がどんな手法で造っているのか情報が全くない。
色々調べても、モンテフィオーレという名の別のワイナリーがイスラエルにあることが分かったことだけが副産物。
成城石井は自ら輸入販売するワインの情報を開示しないのは不親切。
まあ、このワインは思ったよりも美味しかったのでそれで良しとしよう。
イタリア、ピエモンテのバルベーラを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。