9月下旬のウォーキング。
真ん中の細長い雲は、「ネバーエンディング・ストーリー」に出てくる幸運のドラゴン、ファルコンにそっくりだ。
こんな雲を見付けると、何か良いことがあるかもしれない。
ところで、これが本物のファルコン(の縫いぐるみ)。
10月末のこと、ベランダのオオベンケイソウの花に美しい蝶が蜜を吸いに来た。
羽を広げたところを観ると、これはツマグロヒョウモンの雌だ。
花を楽しむためオオベンケイソウの鉢を部屋に取り込もうかと思っていたが、蝶たちの食事を妨げてはいけないので、もうしばらくベランダに置いておくことにしよう。
再び9月下旬のウォーキング。
赤い実がいっぱい生った樹を見付けた。
これはシソ科クサギ属の落葉小高木、クサギ(臭木)。
葉っぱなどをちぎると臭い匂いがするのでクサギの名が付けられた。
原産地は、中国、朝鮮半島、日本。
葉は臭いが、若葉は山菜として食べることが出来る。
葉は臭いが、花は良い香りがする。
花色は白の他に、ピンクや赤もある。
虫に媒介されて受粉するとコバルトブルーの実を付け、実は草木染で空色の染料として使われている。
熟すと赤い咢が開き、再び赤い花が咲いたように見える。
わざわざ庭木として育てる人は少ないが、こうして良く見ると美しい植物だ。
花言葉は、”運命”、”治療”。
美しいピンクの花を咲かせているのは、ボタンクサギ(牡丹臭木)。
クマツヅラ科クサギ属の落葉低木で、原産地は中国南部。
蕾の時は真っ赤で、花が開くと淡いピンク。
こんなに綺麗な花だが、葉っぱなどを傷つけると臭い匂いがすることから、臭木の名が付けられている。
遠目には紫陽花のようなボール状の花が印象的。
花言葉は、”輝く美しさ”、”運命”。
とても立派に育ったハツユキソウ(初雪草)を見付けた。
トウダイグサ科トウダイグサ属(ユーフォルビア属)の一年草で、原産地は北アメリカのミネソタ、コロラド、テキサス。
初雪の名前のとおりの美しい植物だ。
でも白い樹液には毒性があるので要注意。
花言葉は、”好奇心”、”穏やかな生活”、”祝福”。
淡いブルーの花は、ルリマツリ。
イソマツ科ルリマツリ属(プルンバゴ属)の常緑低木で、原産地は南アフリカ。
熱帯の植物だが耐寒性もあり育てやすい植物で、初夏から晩秋まで美しい花を咲かせ続けるので人気がある。
花言葉は、”いつも明るい”、”ひそかな情熱”。
今夜は、ビオマニア、オーガニック、ドイツ、リースリングを開栓。
これはサッポロビールがオーガニックワインをリーズナブルな価格で提供するために始めたシリーズ。
何故眼鏡のエチケットなのかと言うと、マニアの”お眼鏡にかなう”ワインと言う意味が込められているのだそうだ。
シリーズには、チリ・カベルネ・ソーヴィニヨン、チリ・シャルドネ、スペイン・テンプラニーリョ、そしてこのドイツ・リースリングがあるようで、今後もっと増えるのだろう。
価格を抑えるため、海外のワイナリーからワインをバルクで購入し、岡山工場でボトリングされているとのこと。
従い、ワイナリー名は不明。
透明感のある淡い黄金色。
口に含むと、液温が低いと果実味は少し薄いように感じる。
酸とミネラルはしっかりあり、後味にはグレープフルーツの軽い苦み。
ドライなボディなので料理の味を邪魔せず、食中酒としては優秀。
価格とオーガニック栽培ということを考えると良くできたワインで、シリーズの他のワインも試してみたくなる。
コスパの良いオーガニックワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。