六本木のイタリアン、『ラ・スフォリーナ』で彼女と過ごす楽しい午後の続き。
スプマンテ、白ワインをグラスで飲んだ後は、赤ワインをボトルで注文。
ピエモンテ州のカッシーナ・フォンタナ、ドルチェット・ダルバ、2019年。
カッシーナ・フォンタナはピエモンテの家族経営の小規模な造り手。
バローロ伝統のワイン造りを行い、高品質のバローロやランゲ・ネッビオーロを造っている。
綺麗な赤果実の香り、果実味、酸味、タンニンのバランスが綺麗なミディアム・ボディ。
ぶどうはドルチェット100%で、ステンレスタンクで10ヶ月。
今日はアルバ産の白トリュフとアルバ産の赤ワインと、産地を合わせ
た。
セコンド・ピアットは、ふるの牛フィレ肉のローストとフォアグラのロッシーニ風。
ふるの牛は福岡県鞍手町のブランド牛。
フォアグラの上には黒トリュフ。
このロッシーニ風はヒレ肉の塊の上にフォアグラが乗っている正統派。
ドルチェット・ダルバと合わせて楽しむ。
フィレ肉はとても柔らかく美味いが、もう少し赤みが残っている方が好み。
ドルチェは、フォンダンショコラ。
熱々のチョコレートと冷たいバニラアイスクリームの組み合わせがとても美味い。
食後も残った赤ワインでまったり。
〆はホットコーヒー。
コーヒーはグランカフェ、イタリア。
気が付くと、もう午後三時。
満席だった店内にも空席が目立つようになった。
今日も店内は女性客で占められ、入店した時は男性は私一人だけだった。
今年もピエモンテ産の素晴らしい白トリュフを堪能することが出来た。
そして赤ワインも料理によく合って美味しかった。
店のスタッフに見送られ、『ラ・スフォリーナ』をあとにする。
彼女がお腹がいっぱいだというので、少し散策することにする。
国立新美術館横を抜け、外苑西通りを北上する。
途中にあったペットショップで可愛い犬の洋服をチェック。
行列ができた店がある。
何かと思ったら、『天馬 青山店』。
とうとう表参道まで来てしまった。
大好きなクリストフルに立ち寄るのも楽しい。
表参道の『ZelkovA』に前回来た時は、NORIさんとnaonaoさんとご一緒だった。
陽が陰り、気温が下がってきた。
そろそろ帰途に就くことにしよう。
六本木~表参道で彼女と過ごす、楽しい午後でした。