1月初旬のウォーキング。
左に向かって雲が鋭く筋をなして並んでいる。
これはボートレースの船の軌跡の様だ。
と言ってはみたものの、ボートレースは観たことが無い。
ちょっと遠くの郊外に足を延ばし、ウォーキング。
この寒い中、ピンクの花がいっぱい咲いた樹を見付けた。
これはミカン科クロウエア属の常緑小低木のクロウエアで、オーストラリア東南部原産。
日本では、オーストラリア原産であることからサザンクロスの名前で流通しているが、この名で通じるのは日本だけ。
日本以外ではサザンクロスとはセリ科の別の植物の名前。
花言葉は、”願いを叶えて”、”まだ見ぬ君へ”、”光輝”。
郊外に足を延ばした目的は、鴨が渡ってくるこの池。
まだ午前早い時間なので、池の表面にはうっすらと氷が張っている。
この池には毎年多くの鴨が渡ってくる。
今年は鴨の渡りが遅く数も少ないが、この池に居る鴨も例年の1/3くらい。
この鴨は、キンクロハジロ。
眼が金で身体が黒、そして羽が白いのでこの名が付けられている。
こちらの群れは、コガモ。
一番大きな鴨は、カルガモ。
そしてさらに大きなこの鳥は、真雁。
真雁は10羽余りが飛来していて、昨年と数はほぼ同じ。
この池の鴨や雁は人に慣れていて、すぐ近くで撮影することができる。
鴨と雁を観察できた、楽しいウォーキングでした。
今夜は高知県の美味い日本酒を飲むことに。
香南市赤岡町の高木酒造が醸す、土佐金蔵 純米生原酒。
この酒は1月6日~12日に池袋東武で開催された高木酒造の日本酒販売会で、蔵の五代目から購入したもの。
その時の記事はこちら。
土佐金蔵とは、高木酒造がある赤岡町に居住し芝居絵を描いた狩野派の画家、絵師金蔵のこと。
詳しくは前出記事をご参照ください。
純米酒を”生原酒”の状態で瓶詰した、五代目曰く、”飲み応えのある”酒。
確かに濃厚な米の旨みを持ち、アルコール度数も高く、とても強いボディの辛口。
この酒を飲むのは二度目だが、本当に濃く強く美味い酒だ。
使用酵母はAA41とAC17.
高木酒造の酒と使用酵母の一覧表を見ると、土佐金蔵 純米生原酒は左から二番目、酵母一覧ではAA41は一番左、AC17は左から7番目。
酢酸イソアミル系の香り(メロン・バナナ香)を多く生成する酵母の組み合わせだ。
使用米はあけぼの、精米歩合は65%。
日本酒度は+5、アルコール度数は17%。
好みのタイプの美味い酒を楽しんだ、今夜のお家日本酒でした。