京橋のフレンチ、『レ・ロジェ ビストロ・ド・ロア』で、ちぃさんと過ごす楽しい夜の続き。
ここはフランスの人間国宝と言われるフランス国家最優秀職人賞(M.O.F.)を女性として初めて受賞したシェフ、アンドレ・ロジェの日本店。
二皿目のアントレは、ここの名物料理、フォアグラのロワイヤル、セップ茸とトリュフオイルのブイヨン。
素晴らしいトリュフの香り。
フォアグラのロワイヤルが濃厚で美味い。
シャンパーニュがどんどん進み、これは二本目。
飲んでいるシャンパーニュは、トリボー・シュルッセア、ブリュット、オリジン。
このシャンパーニュ、泡立ちがとても良く美味い。
セパージュは、ピノ・ノワール40%、シャルドネ30%、ピノ・ムニエ30%。
窓の外は中央通りのイルミネーション。
窓に映る室内の照明と重なり、とても煌びやか。
私達のボックス席の前のテーブルだけが空いていたが、予約客が到着し、店内は完全に満席となった。
メイン料理が届く。
ナイフは、ラギオール。
特選牛ハラミのステーキ。
三種類から選ぶことが出来るが、二人とも同じものを選択。
この焼き色、そして厚みが素晴らしい。
肉に合わせ、赤ワインもグラスでお願いする。
チリのボデガス・イ・ヴィニェドス・デ・アギーレが造る、クレアシオン、カベルネ・ソーヴィニヨン、セントラル・ヴァレー、2019年。
でも赤ワインのあとは、やはりシャンパーニュが美味い。
またまた新しいボトルを抜栓。
今夜もシャンパーニュを飲み過ぎ。
ちぃさんのデセールは、本日のデセール、プリン。
クラシック・スタイルのプリンで、濃厚で美味しそう。
私のは、濃厚ガトーショコラ。
たっぷりの生クリームが嬉しい。
デセールのお供もシャンパーニュ。
食後のコーヒーは寛ぎの美味しさ。
ここの砂糖もラ・ペルーシュ。
インド洋に浮かぶフランス領レユニオン島のサトウキビ100%で作られるプレミアム・シュガー。
寛いで食事を楽しんでいたら、満席だった店内にも空席が目立つようになった。
満ち足りた思いで店をあとにする。
来る時は京橋駅を利用したが、帰りは酔い覚ましに銀座まで散策することに。
中央通りに出ると、「東京スクエアガーデン」の灯りに別れを告げ、銀座方面に歩を進める。
京橋も再開発が進み、とても綺麗になった。
山手線の内側は、大手町、丸の内、日比谷が再開発で繋がり、続いて外側は日本橋、京橋、銀座が美しく繋がった。
銀座に至ると、ティファニーの灯りがまばゆい。
残念なのは、昨年に続いて今年もブルガリにセルペンティが飾られていないこと。
一昨年はこんなに美しく輝いていた。
何時もは地味なカルティエもこのシーズンはとても明るい。
銀座二丁目の交差点にはビッグブランドが四つ角を占める。
こちらはシャネル。
向かいにはルイ・ヴィトン。
このマネキンの服装を見て寒く感じるのはオジサンの証拠と寂しく思う。
ヴァンクリとショーメも美しく輝く。
四丁目交差点が近付いてくると、銀座ミキモトが見えてくる。
毎年ミキモトのディスプレイを楽しみにしている。
和光本館がリニューアルされ、セイコーハウスギンザになることが決まった。
建物はそのままで、屋上にスカイガーデンが作られるそうだ。
銀座には古き伝統も残るが、着実に新しい街に生まれ変わっている。
ギンザプレイスは何時もの輝き。
ちぃさんと過ごす、京橋~銀座の楽しい夜でした。