京橋の「アーティゾン美術館」にある『ミュージアム・カフェ』で、ちぃさんと過ごす楽しいランチの続き。
ワインリストからニュージーランドのピノ・ノワールを選んだが、品切れ。
代わりにお店が勧めてくれたのは、メゾン・ジョセフ・ドルーアン、ブルゴーニュ、ピノ・ノワール、2020年。
メゾン・ジョセフ・ドルーアンは1880年にボーヌに設立された名門。
2018年にボーヌを訪問した時に立ち寄れなかったのが残念。
コルクの状態はとても良い。
ちぃさんと乾杯。
フランボワーズの香り、フレッシュな果実味と柔らかなタンニン、綺麗な酸、とてもバランスの良いピノ・ノワールだ。
ぶどう栽培はビオディナミ。
プリモ・ピアットが届く。
ウニのパスタ、メカジキとレモンのパスタ、海老のリゾット、ホワイトアスパラガスのリゾットの四種から選ぶことが出来る。
エクストラ・チャージはかかるが、二人ともウニのパスタを選択。
パスタの上にはたっぷりのフレッシュマッシュルームとグラナパダーノ。
ウニバターソースだけでなく、タリアテッレもウニ色。
これは最高に美味い。
セコンド・ピアットが届く。
一夜干し鰈のソテー、牛さがりのステーキ、リードヴォーのソテー、ステーキ椎茸のフリットの四種から、またまた二人とも同じものを選んだ。
こんなヴィジュアルの料理が届くとは予想していなかった。
牛さがりのステーキがアンディーブに乗って並んでいる。
添えられているのは、チョリソー、赤玉葱、ラディッシュ。
料理が美味しいとワインも進む。
ドルチェだけは二人の選択が分かれた。
選択肢は、マンゴーとヨーグルトムースのタルト、ムースショコラ、パイナップルのゼリー。
ちぃさんが選んだマンゴーとヨーグルトムースのタルトは見た目も美しい。
使われているのは、マンゴー、ライチ、パッションフルーツ、ヨーグルト、バジル、レモンバーベナ、サブレ、エディブルフラワー。
私のムースショコラには、チョコレート、オレンジ、ヘーゼルナッツ、アーモンド、アングレーズ、コアントロー、エストラゴンが使われている。
スイーツが苦手なちぃさんから、「美味しいけど一口で充分」とのことでこの皿が回ってきた。
スイーツ二種の食べ比べも楽しい。
ちぃさんの食後の飲み物は、ハーブティー。
私はホットコーヒー。
レストランの天井は高いが、一角が中二階となっていて、そこにはミュージアム・ショップがある。
時々ショップから見下ろす人が居て、目が合ってしまう。
ゆっくりワインを飲みながらランチを楽しんでいたら、満席だった店内に残る客は僅かとなってしまった。
そろそろ企画展を観に行くことにしよう。
ちぃさんと過ごす京橋の「アーティゾン美術館」での楽しい午後は続きます。