銀座のトルコ料理店、『サライ』でちぃさんと過ごす楽しい夜の続き。
料理をたっぷり食べた後は、デザートの時間。
デザートトは、スットゥラッチ。
ミルクとお米で作られたプディング。
お米がたっぷり入っているので、ヴォリュームがある。
かなり甘いので、ちぃさんは一口でギヴアップ。
トルコにはバクラワというピスタチオがたっぷり入ったパイのシロップ漬けがあるが、とても甘いのでちぃさんが食べると悶絶してしまうだろう。
私達が食事をしている間は店内に他に客は居なかったが、デザートが出される頃には満席となった。
皆さん、この後に始まるベリーダンスがお目当てなのだ。
でも驚いたことにほとんどが女性客で、この広い店内の男性客は私を入れて三人だけ。
今からベリーダンスショーが始まるというので、ワインをボトルで注文。
カヴァクリデレ・ワイナリーが造る、アンシラ、2019年。
昨日も書いたとおり、カヴァクリデレ・ワイナリーは1929年、アナトリアのカヴァクリデレに設立されたトルコで最初のワイナリー。
カヴァクリデレとは”ポプラの谷”の意味。
アンシラとは、アナトリア地方にあるトルコの首都、アンカラの古代名。
ぶどうは地ぶどうのナリンジェ100%。
このワインもアルコール度数は13.5%と高め。
今夜は飲み過ぎだね、と言いながら乾杯。
果実味が一層豊かな、リッチなボディで美味い。
ベリーダンスショーが始まる。
照明を落とした中で激しい動きのダンサーを撮影するのは無理。
二人目、三人目のダンサーの踊りが始まる。
私達の席は特等席なので、踊りを正面から観ることが出来る。
四人目のダンサーは踊りが一番上手く、美しい。
20枚ほど撮影したが、ほとんどがブレブレで辛うじて雰囲気が伝わる写真を選んでアップ。
こんなに目の前で踊られるとドキドキしてしまう。
キャー、もう最高。
三人目のダンサーが再び登場。
イスタンブールではベリーダンスショーを10回以上観に行っているが、熟練したダンサーさんは皆さん豊かな体型をされている。
日本人のダンサーさんの方が綺麗だ。
「皆さんもご一緒に」とアナウンスされると、客の女性たちが一斉に立ち上がり踊り始める。
私も参戦。
一番お気に入りの四人目のダンサーさんを指名し、1対1で踊り始める。
踊っていたお客さんたちが遠巻きにして手拍子をしてくれるのが気恥ずかしい。
悔しいが、腰がこんなに早くは動かない。
ダンサーさんが私と動きを合わせてくれるので、とっても楽しい。
踊りに満足し、ご満悦でちぃさんが待つテーブルに戻る。
これにて今夜のショーはお開き。
ちぃさんと過ごす、銀座の楽しい夜でした。