6月中旬のウォーキング。
空にくっきりと浮かぶのは、一本の飛行機雲。
今年になって空の便が回復し、次々と航空機が通り過ぎていく。
現役時代は年に130回くらいは飛行機に搭乗していた。
もう少しコロナ感染が収束すれば、久し振りに空の旅に出かけることにしよう。
白い花が咲いているのは、ホオズキ(鬼灯)。
ナス科ホオズキ属の多年草で、原産地は東南アジア。
実を包み込んでいるのは咢で、夏には朱赤に色付く。
日本では以前は観賞用が主流だったが、最近は食用も増えている。
食用は主として二種あり、一つがオランダ原産のショクヨウホオズキ(別名は、ストロベリートマト、ほおずきトマト、など)、もう一つが南米原産のシマホオズキ(別名は、オレンジチェリー、ゴールデンベリー、など)。
花言葉は、”自然美”、”心の平安”、”偽り”。
遊歩道の脇に咲いていたのは、ギボウシ。
キジカクシ科ギボウシ属(ホスタ属)の多年草(宿根草)で、花の蕾が橋の欄干の先端に付いている擬宝珠(ギボシ)に似ていることからの命名。
海外では属名のホスタと呼ばれている。
原産地は、日本、東南アジア。
日影でも良く育ち、耐寒性、耐暑性に優れている。
花言葉は、”落ち着き”、”沈静”、”冷静”など。
ガザニアの花は多種多様で美しい。
和名はクンショウギク(勲章菊)で、キク科ガザニア属(クンショウギク属)の多年草。
原産地は南アフリカで、開花期が4月から10月と長いのが特徴。
耐暑性に優れるが、耐寒性はやや弱い。
花色は、白、黄、赤、ピンク、オレンジと多様。
花言葉は、”あなたを誇りに思う”、”きらびやか”、”潔白”、”笑顔で答える”など。
遊歩道に真っ赤な木の実がいっぱい落ちているのを見付けた。
見上げると、これはヤマモモ(山桃)の木。
ヤマモモ科ヤマモモ属の常緑高木で、原産地は日本の中部以西。
実は生食できるが、日持ちが悪いのであまり流通しておらず、ジャムなどに加工されることが多い。
花は4月ごろに咲くが、目立たない花なので気が付いたことが無い。
花言葉は、”ただひとりを愛す”、”一途”、”教訓”。
薄緑の実がいっぱい付いている植物を見付けた。
これはヒノキ科コノテガシワ属の常緑高木、コノテガシワ(児手柏)。
原産地は、中国、朝鮮半島。
緑の金平糖のようで可愛い。
花言葉は、”生涯変わらぬ愛”、”一生変わらぬ友愛”。
今夜は私のブログに度々登場するスパークリングワインを抜栓。
ヴーヴ・アンバル、クレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット、ミレジム、2018年。
ヴーヴ・アンバルは1898年創業の名門で、クレマン専業のメゾン。
銀行家のご主人を亡くしたマリー・アンバル未亡人(ヴーヴ)が、ブルゴーニュ・リュリーの実家に戻り、当時確立されたばかりのシャンパーニュ方式を取り入れてスパークリングワインの生産を始めたのが起源。
ヴーヴ・アンバルはクレマン・ド・ブルゴーニュの元祖と言われ、今もブルゴーニュ最大のスパークリングワインの生産者で、シェアーは40%ほどもある。
このミュズレも好きだ。
通常クレマンはシャンパーニュに較べ、ガス圧が低い。
しかしヴーヴ・アンバルはガス圧も高く、その品質は良いシャンパーニュに比肩する。
大好きな造り手のクレマン・ド・ブルゴーニュを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。