何時ものフレンチ、『ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。
デセールが届く。
モンブラン<ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座>、ラム酒風味のチョコレートソースとカシスミルクのソルベ。
モンブランは二人の大好物。
マロンクリームの下には、生クリーム、その下にはチョコレートを纏ったメレンゲ。
カシスの酸味が効いたソルベも美味しい。
〆は熱いコーヒー。
星野シェフがテーブルに挨拶に来てくれた。
シェフと料理について色々お話しするのが楽しい。
テーブルは間隔が広く取られ、コロナ前に較べれば数が大幅に減らされている。
今夜もほとんど満席なのは嬉しいことだ。
竹内支配人に見送られ、店をあとにする。
新規の入店時間は過ぎているようで、レセプションの灯りは既に落とされている。
クリスマスまではまだ一ヶ月半もあるが、そこかしこにクリスマスツリー。
この季節は街が美しくなり、ワクワク感が高まる。
「マロニエゲート銀座1」を出ると、「今夜はもう少しゆっくりしたいな」と彼女。
外堀通りを渡ると、マロニエ通りを有楽町駅に向かって歩く。
この時期の「東京交通会館」は美しく輝く。
有楽町駅のガードを潜り抜けると、久し振りに『NOMUNO』に立ち寄ることにする。
ここはワインのフリーフローのお店で、最初の30分が1,100円、以降30分ごとに550円の追加料金。
最初はスパークリングワイン。
カスティーリャ・ラ・マンチャのフェルナンド・カストロが造る、セニョリオ・デ・マレステ、ブリュット。
ぶどうは、マカベオ100%。
彼女と乾杯。
フレッシュなワインだが、果実味が少し薄い。
フレンチのフルコースを食べたばかりでお腹がいっぱいなので、おつまみはナッツプレート。
ここが開店した頃は良く来ていたが、その頃は何時も満員だった。
コロナで打撃を受けたと思うが、今も同じ価格で頑張ってくれていることが嬉しい。
でも、ワインは以前とは大幅に入れ替わっている。
開店時はエノテカとサッポロが輸入するワインだったが、今のご時世では仕方がないことではあるが、色々な輸入元のコスパワインに代わっている。
彼女と過ごす、有楽町の楽しい夜は続きます。