到着地が羽田に変わり、出発時間が二時間遅くなった。
お蔭で市内のホテルを朝6時前に出発する必要が無くなり、ホテルで朝食をとることが出来るようになった。
そこでスワンナプーム国際空港のタイ航空ラウンジでは、ソフトドリンクのみで搭乗前のひと時を過ごす。
でも缶を裏返すと、タイ語の表記。
まだタイにいることを実感する。
一番前の席なので、のんびり寛げるし、ワインも注文しやすい。
まずはシャンパーニュ。
シャルル・ド・カザノヴ、ブリュット・テート・ド・キュヴェ。
シャンパーニュは、中距離路線では同じ時期に乗ればどの路線でも同じなので、カザノヴについてはもう何度かご紹介した。
黒ぶどうの比率が高い、果実味と熟成感のある素晴らしいシャンパーニュである。
アミューズは三品が盛られていることは同じだが、内容は少しずつ変わっているので、飽きることがない。
前菜。
同じ路線でも、行きと帰りでメニューは異なる。
サラダが多いのが嬉しい。
今回は柔らかなパンが二種。
オリーヴオイルやバターで味わう。
セダーバーグの紹介は、過去に2~3回記載したので、今回は割愛。
とにかく果実味豊かな、濃く強い赤なのだ。
このメイン料理に合わせて、セダーバーグを選んだのだ。
食後も赤ワインが残っていたので、チーズとナッツを出してもらう。
すると今度はワインが無くなったので、注ぎ足してもらう。
濃い赤ワインに良く合って美味い。
しばらく映画を愉しんでいたが、また少し飲みたくなった。
食後酒の定番、ベイリーズ・オリジナル・アイリッシュクリーム。
氷を入れてゆっくり楽しむ。
食後にはこの甘さがたまらないのだ。
すると小腹も空いてくる。
帰りのうどんは、九条葱うどん。
たっぷりの葱が美味い。
お供は、再びシャンパーニュ。
あぁ、日本に戻ってきたのだと感じる。
それに季節感があってとても良い。
今回も楽しいバンコク旅行でした。