3月初旬のウォーキング。
空を覆う雲を撮影したら、逆光のため何だか幻想的な写真となった。
この写真を観て連想したのは、虎ノ門の「アンダーズ東京」のエレベーター。
エレベーターの壁には和紙で作られた芸術作品。
エレベーターそれぞれで作品が異なり、合わせて5点がある。
それらの作品群の名称は、「白の蒸留箱」。
現代美術作家、永田哲也氏の作品で、和紙を和菓子の木型で型取って作られた、”和菓紙”なのだ。
トサミズキ(土佐水木)が満開となっている。
マンサク科トサミズキ属の落葉低木で、原産地は四国。
名前のとおり、高知県内の山地の石灰岩地域に多く生育している。
花言葉は、”清楚”、”優雅”、”伝言”。
同じく黄色い花を咲かせているのは、サンシュユ(山茱萸)。
ミズキ科ミズキ属の落葉小高木で、原産地は中国。
春に黄色い花を咲かせ、秋に赤い実を付ける。
花言葉は、”持続”、”耐久”、”強健”。
桜の前に咲く、真っ白な美しい花はハクモクレン(白木蓮)。
モクレン科モクレン属の落葉高木で、中国原産。
真っ白な花が大木全体を覆うように咲く様は本当に美しい。
ハクモクレンの花は完全には開かず、上向きに咲く。
花弁は6枚だが、その下の咢片3枚も真っ白なので、花弁が9枚あるように見える。
花言葉は、”気高さ”、”高潔な心”、”荘厳”、”崇敬”、”崇高”、”慈悲”、”自然への愛”、”自然な愛情”など。
ハクモクレンにそっくりな花は、コブシ(辛夷)。
モクレン科モクレン属の落葉高木で、中国原産。
コブシの花弁は6枚で、その下の3枚の咢片は緑なのがハクモクレンと違うところ。
またコブシの花は完全に開ききり、花弁はハクモクレンよりも少し細長い。
花言葉は、”友情”、”歓迎”。
ベランダ菜園のイタリアンパセリに花茎が出て花が咲いた。
二年草なので、昨年の春に植え付けた苗が今年になって開花した。
花は放射状に広がり、フェンネルにそっくり。
イタリアンパセリはセリ科オランダゼリ属で、フェンネルはセリ科ウイキョウ属と、遠い親戚ではある。
上手く種が採取できれば、秋蒔きで育てたいと思う。
花言葉は、”お祭り”、”小さな愛”、”勝利”、”祝祭”、”万能”。
今夜は日本酒を飲むことにする。
選んだ酒は、茨城県水戸市の吉久保酒造が醸す、一品 特別純米酒。
以前、ひろきさんと飲んだ時に、茨城県の酒、来福をいただいた。
ひろきさんは、”いばらき地酒ソムリエ”。
それ以来茨城の酒が気になっていたので、酒販店でこのボトルを見付け、迷わず購入。
岐阜県多治見市の喜山窯のぐい呑みを合わせる。
芳醇辛口の酒で、刺身に合わせるととても美味い。
有機無農薬の茨城県産美山錦を用い、精米歩合は60%。
茨城県の特別純米を楽しんだ、今夜のお家日本酒でした。