友人達と代官山のフレンチ、『メゾンポール・ボキューズ』で過ごす、素敵な2022年〆の会食の続き。
メンバーは、しづちゃん、ちぃさん、mayuさん、かずみさん、そして私。
赤ワインが出されたので、五人で乾杯。
シャンパーニュ、ブルゴーニュの白、ロワールの白に続いて抜栓した四本目のボトルは、ブルゴーニュの赤。
ドメーヌ・ルイ・ジャド、ペルナン・ヴェルジュレス、プルミエ・クリュ、アン・カラドゥ、クロ・ド・ラ・クロワ・ド・ピエール、2015年。
Good yearの2015年を選んだ。
プルミエ・クリュ畑のアン・カラドゥは、コルトン・シャルルマーニュの丘に向かい合った丘の麓にある。
アン・カラドゥの中の東向きの日当たりの良い区画がクロ・ド・ラ・クロワ・ド・ピエールで、この区画の入り口に大きな石の十字架があることからこの名が付けられた。
ラズベリー、ストロベリー、レッドチェリーなどの赤果実の香り。
綺麗な果実の収斂性、シャープな酸、滑らかなタンニン。
豊かな果実味の中に、なめし皮、薔薇、紅茶、腐葉土のニュアンス。
このワインを飲むのは三度目だが、今回が一番美味しく感じる。
ヴィアンドは、スペイン産ガリシア栗豚のロースト、香ばしいニンニク風味のジューソース、オニオンのタルティーヌ仕立てリヨン風。
ガリシア栗豚は、栗を飼料として育てた白豚で、ガリシア州政府の認証を受けた豚のみがこの名を名乗ることができる。
肉がジューシーで柔らかいのが特徴。
オニオンのタルティーヌの上には、チョリソー。
芽キャベツと、人参のピューレ、クミン味。
ヴィアンドを食べ終えたあとは、ペルナン・ヴェルジュレスの最後の一杯を味わいながら皆さんとの会話を楽しむ。
誕生日が近いmayuさんの、お誕生日のお祝い。
五人で記念撮影。
デセールは、苺のフレジェ、紅茶のアイスクリーム、ピスタチオの香り。
上には紅茶のアイスクリーム。
下には、リンゴ、シナモン、アーモンドのフレーバーを纏ったバニラアイスクリーム。
シュクル・フィル(糸飴)を上からも撮影。
食べるためにシュクル・フィルを押しつぶすと、何だかとても残念な見栄えとなってしまった。
食後に飲む濃いコーヒーは美味い。
お腹はいっぱいだが、ミニャルディーズは別腹。
今回飲んだ四本のワインも素晴らしかった。
我ながら、良い選択。
友人達と過ごす、代官山のフレンチの名店、『メゾン ポール・ボキューズ』での、2022年〆の会食の楽しい午後は続きます。