2023年の幕開けを祝うパーティーに参加した。
新年早々、彼女と恵比寿で待ち合わせ。
車でパピュ~ンと向かったのは、代官山フォーラム。
今夜のパーティーのお店は、フレンチの名店、『メゾン ポール・ボキューズ』。
2022年の〆の会食をしたのもこのお店だったので、大晦日と正月休みを挟んですぐの再訪となった。
階段を下り、エントランスに向かう。
階下からは賑やかな話声。
今夜への期待が膨らむ。
エントランスで、先﨑支配人、原田マダムに迎えられ、新年の挨拶を交わす。
実際にはエントランスには人が溢れていたので撮影は控え、別の日の写真を添付。
年末の会食場所はこの長い廊下の先のメイン・ダイニングだったが、今夜の会場はエントランスの向かい側にある広いサロン。
彼女がお化粧直しの間は、バーで待つ。
暇なので、ラウンジも見て歩く。
彼女が戻り、先崎支配人に案内されてサロンのテーブルに着く。
今夜もサロンの一番奥、最も上席を用意してくれた。
テーブルセッティングに心が躍る。
実はこの新年のパーティー、常連客への案内だったが人気であっという間に満席となってしまい、出遅れた私は予約できなかった。
そこで支配人に電話をすると、「高原様のお席を用意させていただきます」との即答で、無事に参加することが出来た。
他の『ポール・ボキューズ』各店と違い、セルヴィエットの刺繍は『メゾン』だけのロゴマーク。
今夜のメニューとワインをチェック。
メニューカルテには、フランス語で”2023年明けましておめでとう”の文字。
櫻井ソムリエがノンガスとコンガスのミネラルウォーターを手に現れ、コンガスを選ぶ。
ここのスパークリング・ウォーターは、サン・ペレグリノ。
続いて、シャンパーニュが注がれる。
シャンパーニュ、コート・デ・ブラン地区のベイユ村に本拠地を置く、イヴ・ジャックが造る、キュヴェ・レ・エンセニュ、エクストラ・ブリュット、ブラン・ド・ブラン、ミレジム、2015年。
日本にはほとんど入荷しないR.M.の素晴らしいシャンパーニュだ。
アミューズ・ブッシュが届く。
三種のチーズのグジェール。
ここのグジェールは美味しく、シャンパーニュのベストフレンド。
シャンピニオンのカプチーノ仕立て、トリュフの香り。
スプーンに乗ったクルトンを入れて食べる。
彼女はクルトンを食べないので、私のカップがクルトン過多になってしまった。
黒トリュフの香りが良く、温かなシャンピニオンのポタージュが身体に染み渡る。
彼女と過ごす、代官山の『メゾン ポール・ボキューズ』での新年パーティーの素敵な夜は続きます。