1月中旬の休日のこと、友人達と日本橋のお店で待ち合わせ。
日本橋に来れば、麒麟像を撮影するのがルーティン。
今日は日本橋が工事中で照明が落とされ、薄暗い。
西側の麒麟像の街灯は点灯していない。
獅子像の街灯も半分が暗いまま。
東京日本橋タワーのイルミネーションが美しい。
「日本橋高島屋」の角を左折し、今夜のお店に向かう。
すみれさんが予約してくれた今夜のお店は、『粋酔』の日本橋東京店。
”酔”の字の部首のとりへんが徳利になっている。
張り紙には、「申し訳ございません 只今、満席です」。
人気店だと言うことがわかる。
お店は地下一階。
左右に個室が並び、天井には杉玉。
個室の中には銘酒が並ぶ。
私達のテーブルはこちらの半個室。
テーブルが広いので寛いで食事を楽しむことができる。
待ち合わせ時間の10分前に到着したが、既にすみれさんが到着済。
間もなく茶目子さんも到着。
ひろきさんは遅れるとのことで、先に三人で生ビールで乾杯。
泡がきめ細かく、撮影をしている間にも盛り上がってくる。
注ぎかたが上手く、サーバーも正しく維持管理されているようだ。
先付は、焼味噌、季節の地野菜。
トマト、キュウリ、紅芯大根に焼いた十六穀味噌を付けて食べる。
味噌はちょっと甘口。
この十六穀味噌を舐めながら日本酒が飲めそうだ。
前菜は季節の小鉢。
今夜は、水蛸と梅水晶。
飛子も入っていて食感が良い。
ひろきさんが到着し、日本酒を注文。
最初は、お店お薦めのデカボトル。
デカボトルに加え、もう一種類を選ぶ。
右側の一升瓶が小さく見える。
栃木県栃木市の飯沼銘醸が醸す、派手姿 無濾過生原酒 おりがらみ。
姿は好きな日本酒で何度も飲んでいるが、こんな派手な姿があるとは知らなかった。
品川区にある「かがた屋酒店」のオリジナル商品で、内容量は二升半(4,500ml)。
使用米は麹米が山田錦、掛米が五百万石で、精米歩合は55%。
もう一種類は、千葉県夷隅郡の岩瀬酒造が醸す、岩の井 純米吟醸 美山錦 無濾過生原酒。
岩の井を飲むのは初めて。
使用米は長野県産美山錦で、精米歩合は50%。
無濾過生原酒の飲み較べ。
どちらもフレッシュな微発泡感が心地良く美味い。
四人で、新年明けましておめでとうございますの乾杯。
改めてメンバーは、すみれさん、茶目子さん、ひろきさん、そして私。
ひろきさんは、”茨城県認定 いばらき地酒ソムリエ”の資格を持つ日本酒のスペシャリスト。
このメンバーには一つの共通点がある。
それは全員が乙女座生まれ、そう、”乙女座の会”なのだ。
しかも三人は血液型がB型(お一人はAB型)という、日本人としてはかなり偏った構成。
ここでは日本酒を二種類ずつ注文でき、二つの形の異なる片口になみなみと注いでくれる。
二つのぐい呑みも形状が異なっているので、酒の種類がわからなくなることがない。
向付はお造り三種盛り。
刺身が種類ごとではなく、一人分ずつ置かれているので取り分けしやすい。
本日のお造りは、マカジキ、鰆、ヤリイカ。
友人達と過ごす、楽しい日本酒の夜は続きます。