3月のこと、ちぃさんと北千住で過ごす楽しい夜の続き。
『餃子のラスベガス』を出ると、次に予約しているお店に向かう。
向かったのは、グルメブロガーさんには有名なこのビル。
お気に入りのお店のドアには、恐ろしげな虎の絵。
『呑酒場 ウル虎』には、昨年秋の初訪問以来、今回で四回目。
店内には先客が何組も居るので撮影は控え、日本酒の冷蔵庫をパチリ。
こちらの冷蔵庫には魅力的な季節の酒が。
季節の酒は、立春朝搾り。
こちらは、今日のフリーフローの日本酒。
まずは、令和五年癸卯(みずのとう)二月四日立春朝搾りでスタート。
立春朝搾りと言えば、reinaさん。
reinaさんに敬意を表し、栃木のお酒から。
一種類目の酒は、栃木県佐野市の第一酒造が醸す、開華 純米吟醸 生原酒 立春朝搾り。
reinaさんの記事で見て、飲みたいと思っていた酒。
使用米は、五百万石、美山錦で、精米歩合は55%。
出荷前にお祓いを受けた地元の神社は、赤城神社。
「立春朝搾りという企画を提唱したのは開華なんだそうですよ」と、オーナーの國井さん。
そのせいか、開華のエチケットには立春朝搾りの説明が書かれている。
立春朝搾りは全国各地の蔵が参加する早春の一大イヴェントで、令和5年の参加蔵は、43。
開華は最大の26回目の参加。
二種類目の酒は、栃木県さくら市のせんきんが醸す、仙禽 純米吟醸 生原酒 立春朝搾り。
使用米は山田錦、精米歩合は60%。
お祓い神社は、今宮神社。
お酒をこぼさないように、グラスを持ち上げずに乾杯。
お酒は二種類ずつ注文し、グラスを交換して両方の酒を味わうことにする。
三種類目と四種類目の酒は立春朝搾り以外から。
新潟県長岡市の越銘醸が醸す、山城屋 純米大吟醸 生酛 中取り 原酒、miracle world of micro organisms(微生物の奇跡の世界)。
すっきりとした飲み口でするすると飲んでしまう。
使用米は五百万石、精米歩合は50%、新潟酵母で醸され、アルコール度数は14%と低め。
山形県酒田市の楯の川酒造が醸す、楯野川 純米大吟醸 清流。
純米大吟醸らしいフルーティーな香り。
使用米は出羽燦々、精米歩合は50%、使用酵母は山形KA、この酒もアルコール度数は14%。
アペロでそこそこ食べてしまったので、酒の肴は軽いものを選ぶ。
でも悪酔いしないように、最初に揚物を胃に入れることに。
ここのアジフライは美味いのだ。
自家製もつ煮込み。
大根がしみしみで美味い。
二人に取り分け、七味をたっぷり掛けて食べる。
五種類目と六種類目の酒は再び立春朝搾り。
岡山県浅口市の嘉美心酒造が醸す、嘉美心 純米吟醸 生原酒 立春朝搾り。
使用米はあけぼの、精米歩合は58%、使用酵母は白桃酵母。
お祓い神社は、大浦神社松尾分社。
徳島県鳴門市の本家松浦酒造場が醸す、鳴門鯛 純米吟醸 生原酒 立春朝搾り。
使用米は徳島県産山田錦、精米歩合は58%。
お祓い神社は、阿波神社。
ちぃさんと過ごす、北千住の『ウル虎』での楽しい夜は続きます。