ゴールデンウイークのこと、何時ものホテル、「メトロポリタン東京」で彼女と過ごす、まったりワインの楽しいステイの続き。
シャンパーニュに続き、食べ物の準備。
カルディでの購入品をテーブルに出す。
今日はゴルゴンゾーラ・ドルチェが品切れだったので、代わりにオリーブ入りクリームチーズを買った。
ポンパドウルのプチアンリシールとフォカッチャも取り出す。
まずはシャンパーニュのお供の料理から。
アーリーチェックインをしているのでルームサービスがまだ始まっていない。
そこで取り皿も持参しているが、彼女はオリーブと干しイチジクにはデパ地下料理のケースの蓋を何時も使う。
アジアンサラダの人気メニュー、パクチーと蒸し鶏のやみつきサラダには二種類のドレッシングが用意されているが、私達が選ぶのは何時もクミンドレッシング。
このサラダにはクミンドレッシングが良く合って美味い。
オリーブとイチジク、そして美味いサラダでシャンパーニュが進む。
飲んでいるシャンパーニュは、ルルー・プレコフ、ブリュット、トラディション。
オリーブ入りクリームチーズは当たり。
フォカッチャに塗って食べると美味い。
シャンパーニュはまだ残っているが、ブルゴーニュの白ワインも抜栓。
クローディ・ジョバールが造る、リュリー、モンターニュ・ラ・フォリ、2013年。
10年間近い熟成を経て、アプリコットやパイナップルの香りに軽いエステル香が混じる。
凝縮された果実味、強い熟成感、ボディを引き締めるミネラル。
良質のぶどうのみが到達できる熟成シャルドネだ。
クローディ・ジョバールはブルゴーニュで注目の女流醸造家。
やはりクローディのワインは好きだ。
フロプレステージュのブロッコリーと海老のタルタルサラダ。
これもフロプレステージュのホワイトアスパラガスのマリネ。
美味しいが、ホワイトアスパラガスはどうしてこんなに価格が高いのだろう。
昔は航空便での輸入品が多かったが、今は北海道に加え、佐賀県や徳島県や長野県で栽培されているのに、一向に安くならないのが不思議。
炙りまぐろとアボカドのサラダ。
久し振りにグリーン・グルメで買った料理。
テーブルが賑やかになり、ワインも進む。
このあと、アジアンサラダの干し豆腐のアジアンジェノベーゼを食べたが撮影忘れ。
先の写真の隅っこに中途半端に写っていただけ。
シャンパーニュも白も残っているが、彼女が赤も飲みたいというので抜栓。
南ローヌを代表する造り手の一人、ファミーユ・ペランが造る、コート・デュ・ローヌ、クードレ・ド・ボーカステル、2016年。
クードレ・ド―ボーカステルは、シャトーヌフ・デュ・パプの最高峰、シャトー・ド・ボーカステルの弟分のワイン。
シャトー・ド・ボーカステルの畑の続き、道一本隔てた東側の畑のぶどうで造られている。
熟したプラム、カシス、ブラックベリーの香り。
深い熟成感、果実の凝縮感、強く滑らかなタンニン、複雑なストラクチャーを持ち、スパイシーな余韻はとても長い。
このワインは10本以上飲んでいるが、今まで飲んだ中でこのボトルが一番美味しい気がする。
彼女も、「このワイン、凄く美味しい」との高評価。
セパージュは、グルナッシュ30%、ムールヴェードル30%、シラー20%、サンソー20%。
何時ものホテルで彼女と過ごす、まったりワインの楽しいステイは続きます。