ゴールデンウイークのこと、何時ものホテル、「メトロポリタン東京」で彼女と過ごすまったりワインのステイの続き。
一夜明けた朝。
何時ものとおり彼女のブランチを準備すると、フランス語のレッスンに彼女を送り出す。
そして私は自分の朝食の準備。
昨夜の残り物の料理とワインの朝食は美味しくお気に入り。
まずはオリーブと干しイチジク。
そしてオリーブ入りクリームチーズ。
パンはフォカッチャとプチアンリシール。
持参した野菜。
新玉葱、レタス、パプリカ、ピーマン。
そしてベランダ菜園で摘んできたのは、サニーレタス、フェンネル、イタリアンパセリ、ローズマリー。
合わせるワインは、ブルゴーニュの人気の女流醸造家、クローディ・ジョバールが造る、リュリー、モンターニュ・ラ・フォリ、2013年。
クローディは自らのドメーヌを運営するとともに、ブルゴーニュの名門ネゴシアン、ルモワスネの醸造責任者も務めている。
クローディは大好きな造り手で、私のセラーには常に何本か入っている。
白ワインに合わせて食べるのは、干し豆腐のアジアンジェノベーゼと、炙りまぐろとアボカドのサラダ。
大きな炙りマグロが入っている。
タルタルソースと楽しむ、アジの南蛮ソース。
大きな鯵の半身が四つ入っていた。
昨夜半分食べたので、まだ二つも残っている。
これはなかなか美味いので、次回もあれば買いたい。
食べた後に気が付いたが、タルタルソースを掛けるのを忘れていた。
ここで料理はひと休みして、パンとチーズ。
フォカッチャにオリーブ入りクリームチーズを乗せ、持参したアカシアの蜂蜜をたっぷり掛ける。
チーズの塩味と蜂蜜の甘味のハーモニー。
ファミーユ・ペランが造る、クードレ・ド・ボーカステル、コート・デュ・ローヌ、2016年。
昨夜も書いたが、今まで飲んだ10本以上のクードレの中で、このボトルが一番美味しく感じる。
一晩置いても全く衰えることがなく、むしろボディが開いて旨みが増している。
牛もも肉のロースト、中華風ガーリック醤油。
半分だけ皿に盛る。
プチアンリシールを半割りにし、持参した粒マスタードを塗る。
ローストビーフを三枚乗せようとしたが、大きすぎるので二枚が適量。
ビーフの上に野菜類を乗せる。
バンズで挟んで、ローストビーフサンドイッチの完成。
これは美味い。
このあともう一個作り、ワインと共に味わう。
食事を済ませるとシャワーを浴び、チェックアウトの準備。
今回のワインも美味しかった。
三本の空き瓶に別れを告げ、部屋を出る。
まだ午前早い時間なので、ロビーは空いている。
これが12時のチェックアウト時間が近付くと宿泊客で溢れることになる。
今回も楽しい、彼女と過ごす何時ものホテルでのまったりワインのステイでした。