5月のウォーキング。
塀の上に顔を出しているカーブミラーに映る自分に向かい、羽をばたつかせ、嘴でつつき、鋭い鳴き声で威嚇を続けるカラスを見付けた。
鏡に映る自分の姿を、縄張りに侵入してきた敵と認識しているのだろうか。
その様子を撮影しようとスマホを掲げた途端、身体を固めて新たな敵(私のこと)に意識を集中してしまった。
そして鋭い声でひと鳴き。
まるで、「俺は忙しいんだ、早くあっちへ行け」と叫んでいるようだ。
それにしてもこのミラー、何のためにここに置かれているのだろうか。
光沢のある濃いピンクの花は、ハマミズナ科ランプランサス属/デロスペルマ属の常緑多年草、マツバギク(松葉菊)。
原産地は南アフリカ。
花色は、赤、紫、ピンク、白、黄、オレンジと多様だが、もっとも多く見かけるのはこの濃いピンク。
花言葉は多く、”心広い愛情”、”のんびり気分”、”怠惰”、”愛国心”、”勲功”、”忍耐”、”無邪気”、”可憐”。
ピンクの細かな花がびっしりと咲いているのは、シモツケソウ(下野草)。
光が強くて白けて見えるが、実際にはもっと鮮やかな濃いピンク。
バラ科シモツケソウ属の落葉多年草で、原産地は日本で、関東以西の本州、四国、九州。
花色はピンクのほかに白がある。
花言葉は、”純情”、”穏やか”。
花の記事も今や5ヶ月遅れ。
そこでたまには現在の花の写真もアップ。
芳香に導かれて見付けたのは、大きなキンモクセイ(金木犀)。
モクセイ科モクセイ属の常緑小高木で、原産地は中国。
キンモクセイの中国名は丹桂、ギンモクセイは銀桂、ウスギモクセイは金桂、これらを総称して桂花と呼ぶ。
あれ、桂花と言えば、熊本ラーメンの名店を思い出す。
春の沈丁花、夏の梔子、秋の金木犀は、三大香木と称される。
花言葉は、”謙虚”、”謙遜”、”気高い人”。
そして現在のベランダガーデニングのお話。
今は松葉牡丹が花盛りで、毎日30~40輪も咲いている。
オオベンケイソウの花も咲き始めた。
そして形が悪いこの植物は、アリッサム。
何故こんなぼうぼうなのかというと、これは園芸店で買ったものではない。
アリッサムは耐暑性がなく、日本の夏の暑さには弱い。
昨年秋に買った株が夏に枯れてしまったが、その後こぼれ種が発芽し、成長したもの。
見た目はあまりよくないが、実生で育てた花だと思うととても可愛い。
先週の収穫。
ミニトマトはもう成長しないまま赤く色づくようになった。
鷹の爪は高温障害による発育不良の実が減り、形の良いものが増えてきた。
今週の収穫。
明るい場所で撮影したら色が白けてしまったが、実際の色合いは上の写真と同じ。
発育不良のミニトマトはあと僅かを残すのみ。
鷹の爪は少しは収穫本数が増えてきたが、昨年はこの時期には毎週数十本が採れていたので、今年は高温障害のため70%ほどの減収。
10日前に蒔いたフェンネルの種が発芽した。
これは大きく育てるための苗ではなく、冬の間室内で育て、料理に使うためのもの。
二年前に採取した種なので発芽するか不安だったが、発芽率50%といったところで一安心。
今夜のナイトキャップはテキーラ。
テキーラはメキシコのハリスコ州を中心とした五つの州でブルーアガヴェを原料として造られた蒸留酒。
ホセ・クエルボは1795年創業の老舗で、テキーラの販売量No.1を誇る生産者。
今夜はロックで飲みたいので、「帝国ホテル」の『オールドパー』のグラスを使うことに。
氷を入れる前に、ストレートで香りを楽しむ。
こうして撮影しても、水にしか見えない。
上から見ると、”IMPERIAL HOTEL”の文字が見える。
透明なので、ここにテキーラが入っていることがわからない。
若い頃は六本木のクラブでテキーラをガンガン飲んでいたことを思い出す。
テキーラを楽しんだ、ある夜のナイトキャップでした。