ゴールデンウイークのこと、丸の内のフレンチ、『ブリーズ・オブ・トウキョウ』で彼女と過ごす素敵な午後の続き。
スパークリング、白のワインを飲んだ後は、抜栓しておいた赤のボトルを出してもらう。
ビコーズ、アイム・モナストレル・フロム・スペイン。
ビコーズ・ワインは、フィラディスがフランス、イタリア、スペインから輸入する、デイリー・ワインのシリーズ。
このワインは、スペイン、ムルシア州のフミーリャで、モナストレルを使って造られている。
モナストレルのフランス名は、ムールヴェードル。
フミーリャは新しいワイン産地で、コスパの良いワインで有名。
窓を背景に撮影したので色が薄く見えるが、実際には濃いルビー色。
カシス、ダークチェリー、ストロベリーの香り。
果実味、タンニン、酸味のバランスが良い、フルボディ寄りのミディアムボディ。
アルコール度数は14%としっかり目。
セパージュは、モナストレル75%、シラー25%。
ヴィアンドが届く。
仔羊の煮込み、プランタニエール風。
ナヴァラン・プランタニエールだ。
仔羊はスプリングラム、プランタニエールとは”春仕立て”。
添えられているのは春野菜の蕗の薹と蕪、それにクスクス。
柔らかく煮込まれた仔羊が美味い。
ヴィアンドを食べ終えたあとも、残ったモナストレルを飲みながら話しが弾む。
デセールが届く。
奥は苺のミルフィーユ、手前はバニラアイスと苺のコンフィチュール。
バニラアイスには、ミントの新芽。
苺尽くしのスイーツが美味い。
デセールを食べながらも、モナストレルの最後の一杯を楽しむ。
食後は熱いコーヒー。
ここの砂糖も、ラ・ペルーシュ。
インド洋に浮かぶフランス領レユニオン島のサトウキビ100%で造られる、プレミアム・シュガー。
私も自宅で愛用している。
36階の『ブリーズ・オブ・トウキョウ』でのんびりランチを楽しんだ後は、地下1階に下り、リニューアルオープンしたばかりの「マルチカ」を見に行く。
ここには16の店舗が入っている。
連休中ということもあり、多くの客で賑わっている。
まず目を引いたのは、「BUTTER 美瑛放牧酪農場」の”美瑛”の文字。
先月の北海道旅行では、「美瑛選果」のコーンパンを買いたかったが、売り切れで二回フラれた。
バター、チーズ、牛乳などの乳製品を買うことができる。
店内には牛乳からバターを造る製造設備も併設されている。
点心麺飯の「雪梅花(シュエメイホァ)」も美味しそうだ。
ここには、7つの店舗にイートインが併設されている。
タイ料理の「THONG 沌(トン)」にもイートイン。
ここのパッタイも美味しそうだ。
料理のミニチュアが可愛い。
「ダイワTOKYO」のフルーツサンドは圧巻。
もう一つ目を引くのは、この出汁巻きたまごサンド。
”ばっちゃんの作る本気の出汁巻きたまご”なのだそうだ。
今日はフルコースのフレンチを食べているのでお腹がいっぱいだが、次回は”八百屋の作る本気のクレープ”は食べたいと思う。
そしてもう一つ食べたいのは、「相模屋」のいなり寿司。
もちいなりは是非食べたいと思う。
最近はカヌレが人気のようで、ここにも「立町カヌレ」。
今までカヌレは「フロ」で買っていたが、有楽町の”ギンザ コリドー カヌレ”とここのカヌレも食べ比べをしなければだ。
彼女と過ごす、丸の内の楽しい午後でした。