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Channel: ワインは素敵な恋の道しるべ
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今夜のワイン、シェラトン都ホテル、白金

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DSC_2355.jpg


今夜は彼女と白金台の『シェラトン都ホテル』で待ち合わせ。


エントランスを入ると、フロア・ラウンジで足を止める。


ここから見る日本庭園が素晴らしい。


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日本庭園を別の角度から観ると、夕方とはいえ夏の陽光を浴びた木々の緑が眩しい。


厚い緑の壁が、都心の騒々しさを遮断してくれる。




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先にチェックインした彼女から送られてきた部屋番号を頼りに、高層階に向かう。


部屋に入ると、今夜は彼女がシャンパーニュを冷やして待っていてくれた。


「ホテルで頼んだら、モエ・エ・シャンドンになっちゃった」


「え、今夜は君が僕にシャンパーニュをプレゼントしてくれるんだね。ありがとう」


彼女のプレゼントに思わず胸が熱くなりながら、平静を装い、抜栓する。



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彼女はかなり早く着いたようだ。


モエはキンキンに冷えている。


二つのグラスに注ぎ分け、乾杯。


細かな勢いの良い泡が心地よい。


セパージュは、ピノ・ノワール40%、シャルドネ30%、ピノ・ムニエ30%。


バランスの良いシャンパーニュである。








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彼女がルームサービスで頼んでいた料理が届き、ちょっと驚いた。


「メキシカンを頼むなんて珍しいね」


「ここのメニューにある料理はほとんど食べちゃったから、頼んだことが無いものを選んだの」


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ところが、これがシャンパーニュにも良く合って美味い。


そしてスモークドサーモン。


これも確かに初めて頼んだ料理だ。



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あっという間にモエを飲み干したので、二本めのシャンパーニュを抜栓。


これは私が持ち込んだRM(レコルタン・マニュピラン)もの。


フィリップ・フォンテーヌの、ブリュット・トラディション、ブランド・ノワール。


シャンパーニュを二本も飲むとは思っていなかったが、今夜は少し自分を甘やかせても良いだろう。






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シャンパーニュの泡立ちは、何時見ても美しい。


セパージュは、ピノ・ノワール70%、ピノ・ムニエ30%。


まさに黒ぶどうだけで造られた、ブラン・ド・ノワール。


口に含むと、黒ぶどうの力強さの中に活き活きとした酸を感じる。


彼女も気に入ってくれたようだ。


シャンパーニュに酔いしれる、至福のひととき。


週末の夜は長い。


彼女と過ごす、白金台の『シェラトン都ホテル』の楽しい夜の続きは、また明日。








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