今朝は成田空港第一ターミナルのANAスイートラウンジで搭乗前のひと時を過ごす。
朝の楽しみは、お決まりの朝シャン。
テタンジェ、ブリュット・レゼルヴ。
テタンジェを初めて飲んだのは、ルフトハンザのフランクフルト線でのこと。
まだワインに詳しくなかったので、シャンパーニュの表示を見るまでは、タイティンガーというドイツ・ワインかと思ってしまった。
セパージュは、ピノ・ノワールとピノ・ムニエの黒ぶどうが60%、白ぶどうのシャルドネが40%。
身体が水分を欲しているときに、いきなりアルコール飲料を飲むことは控えた方が良い。
最近は、日本酒や焼酎を飲むときはチェイサーも必ず飲むようにしている。
歳と共に飲み方も変える、それが利口な飲酒法ということだ。
たっぷりの野菜と、根菜、豆類。
それとパスタ・サラダ。
ANAスイートラウンジのチーズは毎月変わる。
これはサントモールとミモレット。
フランス、ロワール地方の山羊のチーズだが、外皮に炭の粉がまぶしてあり、真ん中に藁のストローを抜いた穴があるので、正確な名前はサント・モール・ド・トゥーレーヌ。
ピエール・エルメの代表的フレーバー、イスパハン。
ローズ、ライチ、フランボワーズの香りと酸味を楽しむ。
離陸し、水平飛行に入ればすぐにシャンパーニュを飲むのだから、ラウンジでの飲み過ぎは厳禁。
三種類の赤の中から選んだのは、フルール・デ・ペデスクロー、2007年。
フランス、ポイヤックの第5級各付グランクリュ、シャトー・ペデスクローのセカンド・ラベルである。
セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン55%、メルロー40%、カベルネ・フラン5%で、オーク樽熟成12か月。
朝ごはんではあるが、食事の〆に相応しい赤である。
それでは、シカゴまでの空の旅を楽しむことにします。