確か、8か月ぶりだと思う。
早速、シャンパーニュで一人乾杯。
現在のANAの長距離路線のシャンパーニュは、シャルル・カサノヴ、ブリュット・テート・ド・キュヴェ。
黒ぶどう主体の、コクのあるシャンパーニュ。
フランスの大手シャンパーニュ・メゾンであり、カンヌ映画祭のパートナー・シャンパーニュにもなっている。
席は通路側だが、大きな専用カウンターの向こう側は窓。
正面には大きめの液晶モニターがあり、寝る時はその下に脚を突っ込み、フルフラットにすることができる。
観ている映画は、スリーハンドレッド、帝国の進撃。
ANAの機内映画は観たいものは全て観終わっているので、これも数度目の観賞。
青さ玉子焼き。
フェタチーズ、白桃のコンポートとカクテルオニオン。
シャンパーニュがどんどん進む。
前菜は、スモーク梶木の叩き仕立てと、京鴨の生ハム無花果添え。
シャンパーニュを三杯も飲んでしまったので、ここで白ワインに切り替える。
スリーハンドレッドでは、ペルシャとギリシャ連合軍の海戦が繰り広げられている。
血みどろの戦いが繰り広げられ、内容はとても暴力的でリアル。
前作もそうだったが、食事にはとても合わないが思わず観てしまう映画だ。
選んだワインは、カリフォルニアのデ・ローチ・ヴィンヤーズが造る、ヘリテイジ・リザーヴ・シャルドネ、2012年。
ぶどうはビオディナミで栽培されており、とても濃厚な果実味を持つ。
これがなかなか美味い。
エクストラ・ヴァージン・オリーブオイルを付けても良いし、蒜山ジャージーバターで食べても良い。
本来は料理用に出されているのだが、パンに付けても結構美味いのだ。
さて、楽しいANAの旅はまだ続きます。