シャンパーニュとシャルドネをたっぷり楽しんだあとは、赤ワイン。
映画は、グランド・ブダペスト・ホテル。
選んだワインは、カリフォルニアのボーグル・ヴィンヤーズのメルロー、2011年。
ボーグルは好きなワインで、昨年秋にクリーヴランドでも飲んだし、日本でも何本か飲んでいる。
しっかりとしたとても強いボディで、パワフルな果実味が口いっぱいに広がる。
メインディッシュは、牛フィレ肉のステーキ、ピッツァイオーラ風。
ピッツァイオーラとはピザ職人のことで、アンチョビ風味のトマトソースがピザ風なことから付いた名前。
今日のチーズのカットはちょっと小さ目。
でも食べ過ぎない方が良いのです。
最近はANAの定番ワインとなっている、マス・ピコサ・レッド、ネッド・グッドウィンMW・セレクション、2012年。
ANAの機内用に特別にブレンドされたスペイン、カタルーニャのワインで、醸造にはマスター・オブ・ワイン(MW)のネッド・グッドウィン氏が参加している。
ぶどうは、リュット・レゾネ(減農薬栽培)で栽培された、ガルナッチャ・ティンタとシラー。
長時間座っているだけなのだから、こんなに食べない方が良いと思うのだが、不思議とどんどんお腹に入ってしまう。
定番の、ベイリーズ・オリジナル・アイリッシュクリーム。
氷を入れないで、ゆっくり味わう。
そこで、空の上で食べるトンコツ、「そらとん」を食べる。
博多、一風堂のトンコツラーメンは美味い。
ふんわり玉子、チキンソーセージ、ポテトとコーンのロースト添え。
再び冷えたシャンパーニュをお供にする。
シャルル・ド・カザノヴ、ブリュット・テート・ド・キュヴェ。
毎回搭乗する度にこんなに飲んでいるので、ANAの機内シャンパーニュがカザノヴになってから、数本分は飲んでいると思う。
とても美味しそうに飲んでいたためか、フライト・アテンダントの皆さんが、このシャンパーニュのエチケットを台紙に張り、寄せ書きをして私にプレゼントしてくれた。
嬉しい心遣いである。
ANAシカゴ線の皆様、大変お世話になりありがとうございました。