Quantcast
Channel: ワインは素敵な恋の道しるべ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4121

今夜のワイン、ロウリーズ・ザ・プライムリブ、シカゴ 2

$
0
0


IMG_20140723_212510.jpg

シカゴのダウンタウンにある『ロウリーズ・ザ・プライムリブ』での楽しい夜の続き。


クレマン・ド・ブルゴーニュを飲み干したので、赤ワインを抜栓。


ボーリュー・ヴィンヤードが造る、コースタル・エステーツ、カベルネ・ソーヴィニヨン、2010年。


ボーリュー・ヴィンヤードはカリフォルニア、ラザフォードに1900年に設立された。


ワイナリーの名前は、フランス語の”Quel beau lieu”から取られたもので、この地を見た創設者の奥様が思わず発した言葉なのだそうだ。


英語で言えば、”What a beautiful place”である。


IMG_20140723_212533.jpg
ラザフォードでは、ぶどう畑の総面積1600haの2/3でカベルネ・ソーヴィニヨンが生産されている。


そこで、カベルネの里とも呼ばれているのだ。


残りの1/3で栽培されているのも、大部分がフランス系の赤用品種である。


ふくよかな果実味と強い熟成感を持ちながら、過度に重くない洗練されたカベルネ。


プライムリブとの相性も良さそうだ。



DSC_2640.jpg
ここで『ロウリーズ』の名物サラダ、”スピニング・ボウル”の実演が始まる。


前回は若い女性だったが、今回はかなり年季の入った方が作ってくれた。


焦点を当てて写真を撮るのは失礼なので、背景に焦点を当ててパチリ。


DSC_2641.jpg
氷の上で大きなボウルをぐるぐる回すので、最後ははぁはぁと肩で息をする状態。


そのためサラダをつぎわける手元もおぼつかなく、皿からいっぱいはみ出てしまった。



DSC_2642.jpg
大きなワゴンがテーブルの横に運ばれ、プライムリブを切り取る儀式が始まる。


色々な大きさのカットがあるが、もっとも標準的な、しかし日本で言えば巨大な”ロウリーズ・カット”を注文。


DSC_2644.jpg
手元に光を当て、慎重に、しかし手早く肉を切り分ける。


良く焼けた部分とあまり火を通していない部分に分かれており、私はもちろんレアの部分を切ってもらう。



DSC_2645.jpg
ソースは二種類用意されている。


切り取ったプライムリブには薄めのソースを、マッシュド・ポテトには窪みを作り濃いめのソースを掛ける。





DSC_2646.jpg
そして焼きたてのパイを切り取って乗せれば出来上がり。


『ロウリーズ』のプライムリブは本当に美味しく、何度食べても飽きることが無い。


今夜も楽しく美味しい、シカゴの夜でした。







Viewing all articles
Browse latest Browse all 4121

Trending Articles