再びインド、ジャルカンド州、ジャムシェドプールにある『アルコル・ホテル』での夕食。
街に出てもアルコールを飲むことができる店は少ないので、結局どこかのホテルで食事をすることになる。
であれば、食後直ぐに部屋に戻れる便利さを考えると、宿泊ホテルで食事をとることになってしまう。
まずは、お馴染みのキングフィッシャーで乾杯。
今夜はゆっくりビールやワインを楽しむことにするので、料理ではなくポップコーンを注文。
暑い外から戻り、シャワーを浴びた後に飲む冷えたビールは美味い。
フォーシーズンズ、クラシックス、シュナン・ブラン。
気温の高いインドでは、国際品種でもフランス南部で栽培されている品種が多い。
赤だとシラー、白だとシュナン・ブランといったところだ。
フォーシーズンズは品質が安定していて外れが少ないので、レストランでは良く見るワインである。
温度が高くなると甘さと青臭さが出てくるが、冷やして飲むと結構美味い。
どんどん飲み進み、あっという間に1本空けてしまいそうだ。
そこで急いで料理も注文。
何があるのかわからないので、こんなものあんなものと話していると、今夜のお奨めなるものに行き当たる。
これはインドでは初めてのメニュー。
確かにバターソテーにした自然なアスパラガスが美味い。
ミートボールとは言ってもここはインド。
牛肉のはずはない。
美味いが、とにかく大きくてヴォリューミー。
ピッツァ窯があったので焼けるかと聞くと、この店の名物だと言う。
時間は掛かったが、焼きたてのピッツァは白ワインにも良く合う。
メニューに無いと言うので、厨房に行きシェフに直接頼んで作ってもらった。
期待以上の美味しさに満足。
今夜も楽しい、インドの田舎町での夕食でした。