向かった先は、目黒川の桜。
毎年来ている目黒川だが、今年は例年以上に人出が多いようだ。
それだけに、橋の両側の欄干では多くの人が川を覆うような桜を眺め、記念写真を撮っている。
桜を見上げれば人にぶつかり、人を避けることに気を遣っていると桜を観ることができない。
そこそこに立ち止まって写真を撮る人が居る上に、道端のお店で飲物や食べ物を買うために立ち止まる人も多い。
ちょっと進んでは立ち止まり、立ち止まってはまた前に進む状態。
ずっと先まで桜見物に歩くつもりだったが、諦めて二つ目の橋を渡って対岸を通って戻ることにする。
戻り途でも、桜をパチリ。
でも夜桜を上手く撮影することは難しい。
この時期、目黒川沿いの店を予約することは難しいが、何とか今年もテーブルを確保することができた。
そのお店は、『フレンチ炉端 梟』。
今夜の料理はお店のお任せだが、期待が膨らむ。
春とは言え、夜はまだまだ涼しいが、食事前の冷えた生ビールは美味い。
肌理の細かい泡の口当たりも最高だ。
料理が出る前に、グラスを空けてしまう。
そこで、料理を美味しく食べるために二杯目を注文。
食事の最初には必ず野菜を食べることにしているので、サラダが最初に出されると嬉しくなる。
ビールと共に美味しくいただく。
毎年桜の時期に集まる古い友人達。
桜が目的なのか、それとも友人たちに会うことが目的なのか。
恐らくは、そのどちらも正解なのだろう。
目黒川の花見の楽しい夜の続きは、また明日。