若い友人たちと過ごす、亀戸の『魚河岸ビストロ 魚Hide』での楽しい夜の続き。
三本目のワインは、軽い赤を選択。
ラブレ・ロワの、コントゥ・ラブレ。
ラブレ・ロワは、1832年創立の歴史あるブルゴーニュのネゴシアン。
このシリーズは、ラブレ・ロワの最も普及版。
とても綺麗なバランスのミディアム・ボディである。
ぶどうは、シラー、グルナッシュ、サンソーが使われているそうだ。
続いて、強めの赤を抜栓。
カリフォルニアのベリンジャーが造る、カベルネ・ソーヴィニヨン、カリフォルニア、2013年。
ベリンジャーはナパ・ヴァレー最古のワイナリー。
エチケットには創立の年、1876の文字が入っている。
アメリカでは禁酒法時代に多くのワイナリーが閉鎖に追い込まれた中で、ベリンジャーはミサ用のワイン生産の特別許可を得て存続した。
このカリフォルニアはベリンジャーの豊富なラインナップの中で、一番気軽な普及版。
それでも充分に濃くて美味い。
タンニンこそ抑えて飲みやすくしているが、充分な果実味を持っている。
廉価版と言っても、老舗が造るワインは出来が良い。
チーズ、トマト、オリーブ、野菜のピクルスの串刺し。
まあ、ワインに合うので良しとしよう。
友人たちと過ごす楽しい夜の続きは、また明日。