機体が水平飛行に移りシートベルト・サインが消えると、シャンパーニュの時間。
シャンパーニュ、シャルル・コラン、ブリュット。
やはりシャンパーニュは美味い。
袋のまま出されるのはどこも同じ。
ファースト・クラスだからと言って、袋から出してサービスせよとは財閥のお嬢様らしい発言。
ナッツ・リターンという言葉は韓国での財閥批判の合言葉となっている。
ところで、ユナイテッド航空の長距離路線ではビジネス・クラスでもナッツは陶器の入れ物で温められて出されることを思い出した。
ANAのビジネス・クラスの座席は、ファーストほどではないが、それでも個室感覚で利用することができる。
前後に席が並ばず、互い違いとなっているのも嬉しい配慮だ。
座席に着くと、目の前には大きな液晶画面があり、右側にはちょっとしたラッゲージ・スペースがある。
もちろん離着陸の時にはここに物を置くことはできない。
昨日も書いたが、短距離路線では前菜もメインも一緒に出される。
羽田への帰り便の飛行時間は1時間45分ほどなので、水平飛行時間、つまり食事が出来る時間は1時間程度しかない。
シャトー・ド・ラ・トゥール・ド・ランジェ、マコン・ヴィラージュ、2013年。
柑橘系の香りを持ち、ミネラルと酸のバランスも良い。
茄子のフライ、ピューレ詰め。
そしてスパイシー・フライドプロン。
ボルドー、オー・メドックのシャトー・オー・ベルノン、2012年。
往路の機内でも飲んでいる(昨日の記事参照)ので、ご紹介は省略。
ジューシーなチキンをヴィネガーソースにディップして食べる。
これはなかなか美味い。
羽田に着くと、五月人形が迎えてくれた。
そうか、もうそんな季節なのか。
今年も既に1/3が過ぎてしまったという事か。
短時間のフライトではあるけど、ANAでの楽しい羽田/金浦の旅でした。