何時もお家ワインなので、家でビールを飲むのは何年ぶりだろうか。
ビールは夏のものと思われがちだが、冬に部屋の中で飲むビールも美味いのだ。
暖房で部屋の中は暖かい上に、湿度が下がっているので室内は乾燥気味。
そこで大好きなザ・プレミアム・モルツを冷蔵庫から取り出した。
何年振りと言いながら、何故ビールが冷蔵庫にあるのか?
答えは簡単、飲みたくなったので歩いて3分のコンビニで買ってきたのです。
と思ったら、ジョッキを冷やしていなかったので多量の泡が発生。
泡で浮かび上がった文字を見て苦笑。
"Have a Cold One."
グラスをColdにしておけば良かったと反省。
このグラス、オハイオ州にある友人の会社のロゴ入りジョッキなのです。
2缶目は、ザ・プレミアム・モルツ、香るプレミアムを飲むことにする。
最初のプレモルがピルスナー(ラガーの一種)だったのに対し、こちらはエールである。
下面発酵と上面発酵の違い、つまり酵母の違いと言えば簡単だが、味わいの違いは歴然としている。
ピルスナーがすっきり爽やかなのに対し、エールは独特のエステル香があり、まさに香るビールである。
私はエールが好きで、特に焦がし麦芽を用いたダーク・ビアが好み。
これは写真の撮影が悪いのではなく、グラス自体が傾いているのだ。
先のジョッキを冷やしておけば良かったと言いながら、このグラスも泡を大量に発生させてしまった。
最初のプレモルを勢いよく飲んでしまったので、グラスを充分に冷やす時間が取れなかった。
でも、エールはあまり冷やさなくても美味いのだ。
ロンドンのパブでは冷えていないエールを1パウンドグラスで、ちびちびと飲んでいる。
もちろんスコッチを飲むときも氷は入れない。
エールをごくりと一口飲むと、グラスに書かれた名前が現れる。
タリスカー!
そうです、スコットランド西方海上にあるスカイ島の蒸留所、タリスカーのグラスなのです。
ヨード香が強いアイランズ・モルト、その中でも香りが強いことで有名なタリスカーは、私の大のお気に入り。
私は基本的にウイスキーは水やソーダで割って飲まないので、ウイスキーグラスはショットかオールドファッションドしか使わないのです。
そこで、このグラスをビールに使用してみました。
お家で飲んでも美味しい、プレモルでした。