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Channel: ワインは素敵な恋の道しるべ
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彼女とのディナーは人気のフレンチ、クラフタル、中目黒

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ちょと以前のお話し。
中目黒の人気のフレンチ、『クラフタル』。
彼女がまた行きたいというので、中目黒にお出かけ。
人気のお店なので、予約は1か月半前に取っておいた。
 
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目黒川沿いの、小さな白いビル。
看板も無いので知らないと通り過ぎてしまう。
ここが『クラフタル』だと示しているのは、エントランス横の壁に直接書かれたこの小さな表示のみ。
 
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目黒川を見下ろせる窓際の席を予約。
入り口のドアの前はオープンキッチンで、カウンター席がある。
そして窓まで二人用のテーブルが5つ並ぶ。
 
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二人用テーブルの横には、四人用テーブルが2つ。
人気に比べてこの席数なので、予約が取れないのも頷ける。
 
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インテリアもテーブルセッティングも無機質で飾りっ気はほとんどない。
ナイフは細身の半月刀のような形だが、メインの肉料理の時は重厚なラギオールに代わる。
 
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今夜はワインのペアリングで予約。
川上マネジャーが選ぶワインは意外性があり、楽しいのだ。
でも乾杯は王道のシャンパーニュ。
ティエリー・ウリー、ブラン・ド・ノワール、グラン・クリュ。
 
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1909年に設立されたR.M.
アンボネイ村のピノ・ノワール100%で造られている。
素晴らしい熟成感を持つ、優雅で力強いブラン・ド・ノワール。
ブラン・ド・ノワールが好きな彼女は気に入ったようだ。
次回はこれをボトルで飲みたいと思うが、生産量が少ないシャンパーニュなので無理かもしれない。
 
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最初の皿は、ボタンエビ。
銀板上のレンガ色のアレンジが美しい。
 
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ボタンエビは生。
頭はカリッと揚げられ、そのままバリバリと食べることができる。
「えびせんみたいで美味しい」と彼女。
「これがえびせんに似ているのではなく、えびせんがこれに似せて作っているのだから、その表現はシェフに失礼だよ」と言いそうになったが、美味しそうに食べてる彼女を見て止める。
 
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ベリーのムース。
シャンパーニュや料理の評価を二人で話していると、ムースがだんだん萎んで小さくなってしまった。
「私達ってお話しし過ぎね。ムースが早く食べろって怒ってる」と彼女。
 
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二種類目のワインは、良く飲んでいる造り手の白。
スッド・ウエスト、マディランのドメーヌ・アラン・ブリュモンが造る、シャトー・モンテュス、ブラン、2011年。
アラン・ブリュモンは、マディランのタナ種から造られるワインの素晴らしさを世界に知らしめた功労者で、マディランの帝王と称されている。
 
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何時もアラン・ブリュモンの赤ばかり飲んでいるので、白は初めて。
トーストしたパンの香ばしい香り、マッシュルームやバターのニュアンス。
酸とミネラルのバランスが良く、強いボディを持つ素晴らしい白だ。
セパージュは、プティ・クルビュ80%、プティ・マンサン20%。
 
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二皿目は、熱々の石鍋で出される。
白子の上には、馬肉のタルタル。
その上に、生のマッシュルーム。
 
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マッシュルームのスープが注がれる。
素晴らしい香り。
シャトー・モンテュスを合わせた理由がわかった。
石鍋の熱で、馬肉にどんどん火が入る。
美味い。
中目黒の『クラフタル』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。
 
 
 

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