ブログの更新が無いのでどうしたのかなと思ったら、突然の訃報。
言葉を失いました。
今はただ、小林麻央さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
最近、彼女はやたらと餃子を食べたがる。
今まで、『スタンドシャン食』と『東昇餃子楼』に行ったが、まだ満足できない様子。
理由は明白で、他の料理を食べ過ぎてしまい、お腹いっぱいで餃子をあまり食べられなかったのだ。
そこで今夜は、神保町の『餃子の花里(ケリ)』に行くことにした。
メニューが餃子中心で、あまり他の料理に浮気できない店を選んだ。
ブルーチーズ餃子やトリュフ餃子があり、ワインも飲むことができるお店である。
店内は、小さな居酒屋の風情。
オーナーの浦崎さんがお一人で営む、居心地の良いお店。
お通しは、ポテサラ。
メニューを検討する間、グラスの白をもらう。
チリのサンタ・カロリーナ、シャルドネ。
サンタ・カロリーナは、1875年創業の名門。
キリリと冷えた爽快なシャルドネが美味い。
大きめのグラスにたっぷりと注いでくれるのが嬉しい。
豆腐サラダ。
いきなり餃子というわけにはいかないので、サラダを注文。
ここは鶏料理も美味しいので、大山(だいせん)鶏ささみのカルパッチョも注文。
これはかなり美味い。
白のグラスのあとは、赤をボトルで注文。
餃子屋さんといっても、ウイリアム・フェーブルのシャブリ、ブルゴーニュ・キュヴェ・ラトゥール、ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト・ボルドー・レゼルヴ等が置かれている。
オンリストするワインは、浦崎オーナーが選んでいるそうだ。
リストから選んだワインは、イタリア、ピエモンテ州のテッレ・デル・バローロが造る、バルバレスコ、2012年。
テッレ・デル・バローロは生産者協同組合で、傘下に約820haの畑を持つ大手の造り手。
コスパの良いバローロ、バルバレスコ、バルベーラ等の生産で定評がある。
大山鶏のつくね。
100gの大きさがあり、軟骨のコリコリ感がたまらなく美味い。
二人で食べやすいように、二つに切って出してくれた。
今夜は餃子を食べるぞ、と誓ってきたので、他の料理はここまでで封印し、餃子を注文。
まずはお店の一番人気、焼き餃子。
肉汁が詰まっていて美味い。
次はお店の二番人気の、ブルーチーズ餃子。
ブルーチーズ味が濃いので、蜂蜜を付けて食べる。
人気の理由がわかる美味しさ。
続いて、水餃子。
たれが掛けられ、更に揚げたココナッツが振りかけられている。
皮が厚すぎないのが嬉しい。
トリュフ餃子。
香が素晴らしい。
にんにく餃子。
二人で一緒に食べるから好いよね、と彼女に確認して注文。
そしてブルーチーズ餃子をリピート。
ハチミツを付けて食べるとは本当に面白いほど美味い。
豚肉がたっぷり詰まった肉餃子なので、二人で36個食べるとお腹は満杯。
「美味しかった。もうしばらくは餃子を食べなくても大丈夫みたい」と微笑む彼女が可愛い。
デザートは、抹茶アイスクリーム。
浦崎オーナーは笑顔が素敵な方で、お話しも楽しい。
店名の花里(ケリ)はお母様の旧姓。
何時も美味しい餃子を作ってくれたお母様へのオマージュなのだ。
浦崎さん、今夜はお世話になりました。
とても美味しかったです。
白山通りに出ると、竹橋方面に散策。
すると、彼女の足が止まった。
「『神田達磨』がある。ね、食べたい」
私はお腹いっぱいなのだが、お付き合いで羽根付きたい焼きを食べることに。
食べると、やはり美味い。
神保町から竹橋を抜け、大手町までぶらぶら歩く。
今夜も楽しい、餃子ディナーでした。