西麻布の一軒家フレンチ、『レストラン ひらまつ レゼルヴ』で開催された特別ディナー、「想いをつなぐ食彩の夕べ」に彼女と共に参加。
改装を終え3月に再オープンして以来、建物右横に作られた新しい玄関が使われているが、今夜は正面玄関が開かれている。
エントランスの上には、今夜の食材を提供した鹿児島の船の大漁旗。
久し振りに見る母子像にご挨拶。
母子像の前には、以前は無かった天使の像が置かれている。
今夜は、鹿児島県大隅半島の食材を用いた、特別ディナー。
二階のレセプションには大隅半島の名産品が展示されている。
今夜は参加者が多いため、会場は地下のホール。
ナプキンを結んでいるのは、名産品のオーストリッチ。
鹿児島県が駝鳥の産地だと初めて知った。
黒い球は、桜島の溶岩を磨いて作ったもの。
どちらも大隅半島のお土産としてお持ち帰り下さいとのこと。
テーブルには大隅半島の情報誌、「breath」が置かれている。
発行第1号というところを見ると、今回の会に合わせて作られたのかもしれない。
鹿児島県は内木場料理長の故郷なので、今回の「想いをつなぐ食彩の夕べ」が実現したのだ。
今夜は、『ひらまつレゼルヴ』の飾り皿が使われている。
会が始まるまでは、アペリティフの時間。
鹿児島県産レモンのカクテル。
レモン果汁、レモン・リキュールをクレマン・ド・ブルゴーニュで割ったカクテル。
クレマンは、ヴーヴ・アンバルのブリュット、ミレジム、2014年。
アミューズブーシュが届く。
垂水漁港、ナミクダヒゲ海老のマリネと馬鈴薯のムース、柑橘の香り。
軽く燻製をかけた大崎町の鰻のポワレ、西郷茄子のコンフィー、トリュフ風味。
ナミクダヒゲ海老は、錦江湾以外ではほとんど獲れない希少な海老で、水深200m辺りに生息している。
甘みがあって美味い。
頭も香ばしく揚げられていて、レモンのカクテルに良く合う。
鰻と茄子の組み合わせとは面白い。
トリュフ味のソースとの絡みが素晴らしい。
大崎町の養殖鰻は日本一で、ミネラル豊富な地下水で育てられている。
テーブルの真っ赤な薔薇も、大隅半島産。
帰りにいただいて、彼女にプレゼントしよう。
焼きたての何時ものパンは、変わらぬ美味しさ。
何時ものエシレ・バターも嬉しい。
今夜はお店のスタッフは大隅半島の各市町村の法被を羽織ってサーヴ。
東串良町の他にも、垂水市、鹿屋市、大崎町の法被がテーブルの間を行き交う。
西麻布の『レストラン ひらまつ レゼルヴ』で開催された、「想いをつなぐ食彩の夕べ」で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。