『メトロポリタン東京』で彼女と過ごす、まったりワインの夕べの続き。
飲んでいるのは、フィリップ・フーリエ、シャンパーニュ、ブリュット・セレクション、ブラン・ド・ノワール。
ピノ・ノワール100%のシャンパーニュは彼女のお気に入り。
最初の料理は、アジアン・サラダで買った、蒸し鶏とパクチーのやみつきサラダ。
このサラダ、本当にやみつきになってしまい、毎回たっぷり食べている。
同じくアジアン・サラダの、炙りマグロとアボカドのサラダ。
これも定番メニューになりつつある。
海老とアボカドのバジルマヨネーズ。
彼女はアボカドが好きなので、複数の料理で重なっても問題ないのだ。
シャンパーニュはまだ残っているが、彼女が赤も飲みたいというので抜栓。
イタリア、ピエモンテ州のプロドゥットーリ・デル・バルバレスコが造る、バルバレスコ、2014年。
プロドゥットーリ・デル・バルバレスコは、評価の高い生産者協同組合。
バルバレスコの畑の総面積500haの内、100haを傘下に保有している。
コルクはほとんど濡れていないが、香りには問題ない。
冷やし過ぎたようで、持参したグラスが曇ってしまった。
少し温まってくると、ブラックベリーやダークチェリーの香り。
カシスやプルーン、バラやスミレ、そして樽のニュアンス。
ぶどうの果実味が活きた伝統的な造りのバルバレスコだ。
オーク樽で20ヶ月熟成後瓶詰され、6ヶ月間休ませてからリリースされている。
今朝、ベランダ菜園で収穫したミニトマトを持ってきていたのを忘れていた。
写真を撮る前に彼女がパクパクと食べてしまい、残り三個だけを撮影。
温めて食べる料理をルームサービスにお願いし、加熱してもらった。
熱々になった料理が届き、大失敗が発覚。
間違って、フロ・プレステージュで買ったパテ・ド・カンパーニュまで温めてもらったのだ。
綺麗なコンソメ・ジュレが、コンソメスープになっている。
仕方がないので冷蔵庫で冷やすと、一枚のコンソメ・ジュレ・シートになってしまった。
京華楼で購入した点心。
鉄板餃子、海老焼売、海老ニラ饅頭。
フロ・プレステージュの鴨のコンフィ。
これが美味しくて大正解。
最後の二つを買ってしまったので、お店にはもう残っていなかった。
人気のようなので、次回は早めに店に行って買っておこうと思う。
フロ・プレステージュのストロガノフ風ハンバーグ。
気が付いたら彼女が半分食べ始めてしまっていた。
これ、なかなか美味い。
今夜はワインは二本で充分なようだ。
あと一本、ジュヴレ・シャンベルタンを持ってきているが、抜栓しないことにする。
食後のデザートは、ヴィタメール。
彼女が選んだのは、ヴァルール・ショコラ・マラカイボ。
マラカイボ産ショコラ65%を使用した濃厚なチョコレートムースに、爽やかなレモンムースとパイナップルジュレを包んだ新作ケーキ。
私のは、オペラ・ジャポネーゼ。
宇治抹茶の豊かな風味を活かし、スポンジ、クリーム、ガナッシュを繊細に重ねた新作ケーキ。
コーヒーはルームサービスでポットを注文。
明るい内から飲み始めたが、外はもう真っ暗。
場所をベッドに移し、映画を観ることにしよう。
観た映画は、マット・デイモン主演の「アジャストメント」。
二人の評価は、「う~ん」といったところ。
一夜明けた空。
まだ陽が昇ったばかりだ。
彼女を起こし、一階のレストランで朝食を済ませると、彼女はイタリア語とフランス語のレッスンに出発。
残った私は、一人ではラーメン屋さんにも行けないチキンハートなので、今日は池袋西口ラーメン探訪は止めて帰途につく。
昨夜飲んだワイン達に別れを告げる。
今日は好い天気で暑くなりそうだ。
ホテル向かいのメトロポリタンプラザが青空に聳え立つ。
彼女と過ごす、『メトロポリタン東京』での楽しいまったりワインの一日でした。