茅場町から神楽坂に移転したジビエ料理のお店、『ニコ・チェルシー』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
赤ワインもセラー室で選んできたもの。
オー・メドック、シュバリエ・ダルサンス、2014年。
クリュ・ブルジョワのシャトー・ダルサンスのセカンド・ワインである。
シャトー・ダルサンスは、欧州最大のワイン・グループ、カステル社がフランスに保有する21のシャトーの内のひとつ。
2016年のデキャンター・ワールド・ワイン・アワードで90点を獲得したことを示すシールが貼られている。
今年のアカデミー・デュ・ヴァンのボルドー試飲会でもヴェリュー・ボルドーに選ばれた、評価の高いワインだ。
グラスの写真は撮り忘れ。
果実味、タンニン、熟成感のバランスが素晴らしい。
セパージュは、メルロー60%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%。
野鳥レバーとゴロゴロ緑黄色サラダ。
野菜のシャキシャキの歯応えが素晴らしい。
猪のスティックメンチ。
この料理は初めて食べるが、なかなか美味しく、ワインがどんどん進む。
本日入荷のジビエを黒板で確認し、焼いてもらう肉を選ぶ。
焼き野菜も注文。
ジビエ三種盛りの出来上がり。
この白身肉は、宮崎県産の雉。
味付けは、グリーンマスタード。
北海道産の蝦夷鹿。
味付けは赤ワイン塩。
愛知県産のうずら。
味付けは、バルサミコだれ。
うずらをよく見ると、お頭付きだ。
焼き野菜は、人参と玉葱。
どちらも甘みがあって旨い。
食後のデザートは、私は大人のリンゴタルト、アイスクリーム添え。
彼女のは濃厚ガトーショコラだが、撮影前にがばっと一口食べてしまった。
今夜のワインも料理に良く合って美味しかった。
お店の皆さんに今夜の礼を述べ、店をあとにする。
神楽坂通りまでの石畳の小路を、二人で肩を並べて歩く。
夜も遅く、神楽坂と言えども裏道に人影は無い。
できるだけ歩を緩め、この時間を楽しみたい。
ゆっくり歩いても、数分で神楽坂通りに出てしまう。
彼女と過ごす神楽坂の夜は素敵に更けていきました。