今年もベランダ菜園を楽しんでいる。
今年は二月にグリーンリーフやサニーレタスを三株鉢植えし、暖かい窓際で栽培した。
そして四月初旬にミニトマト等を植え付けした。
これはスナックエンドウ。
植え付け時期としては遅すぎたが、値引き販売となっていたので試しに一株植えてみた。
買った時には10cmほどの小さな苗だったが、一ヶ月で1mの高さにまで成長し、花もいっぱい付けている。
30日間で90cm成長したということは、一日3cm伸びたということ。
じっと眺めていると、ククッククッと伸びるのが見えるのではないかと思うほどだ。
何時も思うことだが、植物の成長力は驚嘆に値する。
ところで、スナックエンドウではなく、スナップエンドウなのでは、と思われた方が多いのではないだろうか。
スナップエンドウは米国の名称で、”スナップ”とは”ポキッと折れる”という意味。
一方でスナックエンドウは、サカタのタネが米国からスナップエンドウを導入し、日本で販売する時に付けた商品名。
この苗はサカタのタネなので、スナックエンドウという名前で販売されていた。
最初の二枚の写真は五日前のものだが、今朝良く見ると実が10個も成っていたので驚いた。
一番大きな実はそろそろ収穫してもよさそうだ。
ミニトマトは五株植えた。
これも10cmに足らない大きさだったが、一ヶ月で90cmほどに成長し、花も付けた。
品種名は、イエローアイコ。
黄色い楕円形の実を付ける品種だ。
こちらは、楕円形の赤い実をつけるアイコ。
今朝確認したら、アイコに三つ、イエローアイコに二つ、青い小さな実が付いていた。
今年初めて購入した、低木性のあまたん。
カゴメの苗だ。
ミニトマトは合わせて五株植え付けている。
他には、ピーマンも三株植えた。
一昨年は栽培に失敗し少ししか実を付けなかったが、昨年は成功しいっぱい収穫できたので、今年は株数を増やした。
横から見ると、もう花芽が幾つか付いているのがわかる。
昨年いっぱい収穫できたタカノツメも植えた。
そして初めてのシシトウ。
この三種類の苗は見た目はほとんど同じなので、このとおりなのか入れ替わってしまっているか実が成るまでわからないのが本音。
二月初めに植え、陽の当たる窓際で育てたサニーレタスとグリーンリーフは、この二カ月間毎日新鮮な葉っぱを朝食の食卓に提供してくれた。
二株は食べ尽くし、残りはこの一株。
葉っぱ一枚の大きさが25cmx15cmほどもあるので、結構食べでがある。
横から見ると、もうこんなに立ち上がってしまい、そろそろ花芽が出そうだ。
ということは、終了が間近だ。
毎朝部屋の中で摘んだ野菜を食べるのは楽しいので、来年は5株に増やそうと思う。
フラワームーンの夜は、届いたばかりの日本酒を開栓。
高知県香南市の高木酒造が醸す、いとをかし 純米吟醸 活性うすにごり。
届いた時の記事はこちら。
いとをかしには、純米吟醸 生酒と、この純米吟醸 活性うすにごりの二種類があり、今回は活性酒の方を購入した。
良く冷やして注意しながら開栓したが、それでも少し泡が吹いてしまった。
いとをかしは、高知吟醸酵母のCEL-24で醸された酒。
CEL-24で造られた酒は甘口となり、この酒も日本酒度が-10。
実はこのお酒はある間違いで生まれたもの。
高知県工業技術センターからAA/AC系の酵母を取り寄せたとき、間違ってCEL-24が届けられ、醸造した酒が全く異なる味わいとなってしまったのだそうだ。
でもとても美味しい酒が出来上がったので、甘口の酒として売り出したのが始まり。
その酒に、”かたはらいたし”ではなく、”いとをかし”と命名するセンスがとても好きだ。
これは高木酒造を訪問した時に教えていただいた、高知吟醸酵母の種類。
CEL-24は、林檎や洋梨の香りの元であるカプロン酸エチルを多く生成する酵母。
発泡性の酒なので、スパークリングワイン用のグラスに注ぐ。
フルーティーな吟醸香。
日本酒度ー10とのことだが、米の旨み、酸味がしっかりあり、後味にもべたつき感が無いので、全く甘く感じない。
さらにシュワシュワ感も加わり、食前だけでなく食中酒としても旨い酒だ。
五百万石を60%まで磨いて醸され、アルコール度数は14%。
豊能梅の”いとをかし”を味わった、”いとたのし”の夜でした。