今日は素敵なオンライン座談会をZOOMで視聴。
フランス菓子・料理研究家のユッキーこと大森由紀子さんと、パリで大人気のパティシエ、吉田守秀さんとの素晴らしい座談会でした。
(二枚の写真は大森由紀子さんの記事からお借りしました。)
人気のパティスリー、”モリヨシダ”を知ったのは、パリ在住のルチルんさんのブログ。
それ以来、パリに行ったら是非パリ7区の”モリヨシダ”に行きたいと思っていたので、ご本人のお話しを聴くことが出来、感激。
吉田シェフのケーキ作りの考え方、新作ケーキの紹介やケーキに使う材料の説明などに加え、大森さんの質問に参加者がY/Nで答えるコーナーもあり、興味が尽きない一時間でした。
大森由紀子さんと出会ったのは、昨年、六本木の『ル・ブルギニヨン』で開催された、在日フランス商工会議所主催のディナー会、”ボンジュール・フランス”でのこと。
その以来、ブログでのお付き合いをさせていただいている。
大森由紀子さんのブログはこちらから。
ルチルんさんのモリヨシダさん関連の最新記事はこちらから。
大森由紀子さんとの出会いの記事はこちらから。
⇒ボンジュール・フランス/ディネ・グルマンの会、ル・ブルギニヨン、六本木
まだ二月の記事が続きます。
二月末のこと、彼女と六本木ヒルズで待ち合わせ。
ヒルズで車に乗ると、今夜のお店に向かう。
六本木通りから地中海通りに左折し、『レストランひらまつ レゼルヴ』の前で車を降りる。
今日現在は休業しているが、5月22日から営業を再開(ただし時短)するので、早速訪問したいと思っている。
毎月のようにここに来ているが、このエントランスを入るたびに料理とワインへの期待が膨らみ、ワクワクする。
緩く弧を描く大理石の階段を上り、二階のレセプションに進む。
早い時間に着いたので先客は少ないが、今夜も満席の予約なのだそうだ。
今夜はトリュフ尽くしのコース料理。
最高級の冬トリュフ、ペリゴール産を使い、内木場シェフがどのような料理を創り出すのか楽しみだ。
最初のワインは、ヴーヴ・アンバル、クレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット・ロゼ、ミレジム、2016年。
ヴーヴ・アンバルは1898年創業の、クレマン専業の名門メゾン。
このワインは彼女のお気に入り。
シャルドネ、ピノ・ノワール、ガメイで造られ、ピンクの色合いはガメイで付けられている。
トリュフを使った四種の前菜。
テーブルがトリュフの香りに包まれる。
右上のカップから反時計回りに食べてくださいとのこと。
ユリ根のヴルーテとトリュフ。
北海道産のべっこうユリ根を使っているのだそうだ。
赤卵のウフ・ア・ラ・コック、トリュフのソース。
ウフ・ア・ラ・コックとは、殻付きの半熟卵のこと。
半熟卵の中にトリュフのヴルーテが流し込まれている。
これは美味しくないはずがない。
北海道産越冬ジャガイモのガレットとトリュフと雲丹。
トリュフ入りのジャガイモのガレットとは面白い。
上に添えられた雲丹も北海道産。
チョコレートボールのようなこの一品は、フォアグラとトリュフ。
赤ワインとポルトのジュレが掛けられている。
見立ては、土の中から顔を出した黒トリュフ。
二つに割ると、フォアグラの中にトリュフが閉じ込められている。
濃厚な旨味。
バゲットも届く。
濃厚なフォアグラをバゲットに乗せて食べると一層美味しい。
西麻布の『レストランひらまつ レゼルヴ』で彼女と過ごす、フォアグラ尽くしのディナーの夜は続きます。