北千住の江戸前鮨の名店、『千住 しげ』で友人達と過ごす楽しい夜の続き。
今夜のメンバーは、ちぃさん、pink bouquetさん、そして私。
しげさんが白身の魚を切り始めた。
エンガワもあるので、ヒラメかカレイだ。
出されたのは、ホシガレイ。
薬味は肝醤油。
身が透き通って美しい。
今度は塩の皿が出される。
しげさん愛用の素晴らしい柳刃に目が行ってしまう。
出初めの、石垣貝。
別名、蝦夷石陰貝の名の通り、北海道産。
梅雨明けの初夏にしか食べることが出来ないこの季節の美味。
塩でいただく。
サクサクの食感が素晴らしい。
プレミアム熟撰の次は、日本酒で乾杯。
最初の酒は、福井県勝山市の一本義久保本店が醸す、伝心 凜 純米大吟醸。
使用米は越の雫で、精米歩合は45%。
鰯の炙り。
脂がのっているので、炙りが香ばしい。
しげさんが禁断のTKGを作り始めた。
奥に見えているのは、利尻産のバフンウニと宮城産のムラサキウニ。
ウニたっぷりのご飯の上には毛蟹、さらにその上にはムラサキウニ。
これは限りなく美味い。
二種類目の酒は、青森県八戸市の八戸酒造が醸す、陸奥八仙 黒ラベル 純米吟醸 生原酒。
使用米は青森県産華吹雪、精米歩合は55%。
椀物は、ときしらず。
三種類目の酒は、福島県石川郡の豊國酒造が醸す、豊久仁 夏霞 純米大吟醸 生原酒。
おりがらみなので酒が入っているときは裏面は見えないが、酒を飲み進むと、満天の星空に豊國の名前が浮かびあがる
使用米は岡山県産備前雄町で、精米歩合は50%。
夏に飲む冷やしたおりがらみは美味い。
黒鮑とあん肝。
これは酒が進む。
金張りの能作が出されたので、またまた三人で乾杯。
四種類目の酒は、高知県高岡郡の司牡丹酒造が醸す、船中八策 槽搾り 黒 超辛口 純米酒。
精米歩合は60%で熊本酵母(自社培養)を使用。
日本酒度は+8もある。
ここからは握り。
角切りのガリが出される。
新子。
もうだいぶ大きくなっているので、三枚が使われている。
短い新子の季節に何とか間に合って良かった。
春子鯛。
これもこの季節の美味。
ゴーヤのレモン漬け。
苦味と酸味のバランスが良く美味い。
友人達と過ごす鮨の名店、『千住 しげ』での楽しい夜は続きます。