北千住の江戸前鮨の名店、『千住 しげ』をあとにすると、一行は駅前のディープゾーンに向かう。
ご一緒しているのは、ちぃさん、pink bouquetさん、そして私。
何時もは飲み客が溢れている飲み屋街は閑散とし、お店の看板ばかりが目立っている。
向かった先は、『北千住葡萄酒場』。
これで、”キタセンジュ ワイン サカバ”と読む。
一階はカウンター席で、二階はテーブル席。
この写真は以前に訪問した時のもの。
今回は我々三人の他に客はおらず、一階のカウンターを貸切り状態で利用。
白ワインで乾杯。
ワイン酒場と名乗るだけあって、グラスが良いのが嬉しい。
三人なのでグラスではなく、ボトルを抜栓することに。
選んだワインは、イタリア、ピエモンテ州の珍しい品種。
エレーナ・ジュゼッペが造る、エレーナ、ランゲ・ナシェッタ、2018年。
ナシェッタはランゲ地方で19世紀に盛んに栽培されていた品種。
生産が安定しない事から絶滅しかけていたが、近年になって復活を遂げている。
そう言えばアルネイスも消えかけた品種だが、今ではロエロ・アルネイスとして立派に復活している。
グレープフルーツやレモンの爽やかな香り。
果実味と酸とミネラルのバランスがとても良い。
フレッシュな果実味を残すため熟成はステンレスタンクを用い、シュール・リーで6~9ヶ月間。
ボトリングは無濾過で行い、6ヶ月の瓶熟後、リリースされている。
ここはテーブルチャージは掛かるが、グラスワインもボトルワインもとても良心的価格。
本会でたっぷりワインを飲むのに使いたいお店だ。
お供は、ワインのためのレバーパテ。
お腹はいっぱいなので、これだけで充分。
お腹はいっぱいと思っていたが、ワインを飲むうちに少し空いてきた。『北千住葡萄酒場』を出て向かったのは、博多ラーメンのお店、『濱田屋』。
ちぃさんも私も〆ラーメンは止めようと心に誓ったはずなのに、pink bouquetさんに北千住の色々なお店をご案内したくて、当然のごとくここに来てしまった。
店の写真を撮り忘れたので、この写真は今年の早春に訪問した時のもの。
ここは〆ラーだけでなく、ちょい飲みにも使えるお店。
まずはリセットビールで乾杯。
ちぃさんは理性的に半ラーメン。
pink bouquetさんと私はフルサイズ。
でも、替え玉は我慢する。
博多ラーメンに紅ショウガと辛子高菜は必需品。
たっぷりトッピングし、いただくことに。
この細麺が豚骨スープに良く合って美味い。
私の麺はバリカタ。
美味しく完食したが、完食写真は撮影忘れ。
友人達と過ごす、北千住の楽しい夜でした。
余談 : 翌日の朝、体重計に乗ったところで、改めて〆ラーはもう止めようと心に誓いました。