友人達と、築地でランチをすることに。
外食は要注意なので夜の繁華街には行かないようにしているが、今回の会は築地の裏道のお店でのランチなので、安心して食事を楽しむことが出来る。
目的のお店は、新大橋通りから路地を二本ほど入ったところにある。
どうやらこの古民家のようだ。
表札には”黒澤”と書かれている。
このお店はnaonaoさんがウォーキングの途中に見付けられ、是非行きたいと思われていたとのことで、今回のランチ会となったもの。
来てみてわかったが、ここは永田町の『黒澤』の系列店だった。
naonaoさんの予約名を告げると、二階に案内される。
上ってきた階段を見下ろすと、酔っぱらって下りない方が安全だと思う。
今日の席は、この個室。
部屋の真ん中はお隣の部屋と繋がっていて、料理人が行き来できるようになっている。
早めに着いて暇なので、お隣の部屋も覗いてみる。
廊下を挟んだ向かい側には、バー。
夜は食後にここでゆっくりハードリカーを味わっても楽しそうだ。
床の間には能面の絵が。
少し不気味。
ウイスキー以外にも、マール、カルヴァドス、グラッパ、ポート等が揃っている。
今日のメンバーが到着し、まずは乾杯。
今日のメンバーは、企画していただいたnaonaoさん、そしてpink bouquetさん、kennyさん、私。
女性御二人はスパークリングワイン、男性二人は生ビールで乾杯。
銘柄は聞かなかったが、肌理細かい泡がクリーミーで美味い。
今日は”Kurosawaランチコース”をお願いしている。
最初はサラダ。
新鮮なサラダのシャキシャキ感が素晴らしい。
調理用のナイフやフォークの柄は鹿の角。
そう言えば、私も鹿の角の柄が付いたコルクスクリューや栓抜きなどのセットを持っていたが、今はどこにあるのだろう。
肉が出される。
岩手県産の黒毛和牛。
私は増量して180g。
レアでお願いする。
ステーキに合わせて選んだワインは、レーヴェンスウッドのソノマ・カウンティ、オールド・ヴァイン、ジンファンデル、2016年。
今ではジンファンデルの良い造り手は多いが、一昔以前はジンファンデルの3Rが有名だった。
リッジ、ローゼンブルム、そしてこのレーヴェンスウッド。
などと、このワインを選んだ理由を皆さんにご説明。
四人で乾杯。
カシス、プラム、ブラックベリーなどの豊かな香り。
口に含むと、ダークチョコレート、レーズン、スミレ、バラのニュアンス、そして果実味に上手く溶け込んだ豊かなタンニン。
全体的に洗練されたバランスを持っている。
焼き色が素晴らしい。
塩で食べてもたれで食べても美味い。
美味しい料理とワインに話しも弾む。
こんな素敵で美味いお店に案内していただいたnaonaoさんに感謝。
築地の鉄板焼きのお店、『Kurosawa』で友人達と過ごす楽しい午後は続きます。