昨年末、ちぃさんと恵比寿で待ち合わせ。
2021年最後の外食ランチをフレンチ・レストランで楽しむことにしたのだ。
恵比寿に来れば、恵比寿像にご挨拶。
でも、お賽銭は入れたことが無い。
そもそもこの像の足元に賽銭箱があることを知っている人はいるのだろうか。
恵比寿駅から駒沢通りを進み、槍ヶ崎交差点を右折し、代官山に向かう。
すると入店待ちの行列ができた店を見付けた。
『ヘンリーズ・バーガー』は中原健太郎ことヘンリーが運営するハンバーガーショップで、黒毛和牛100%のつなぎ無しの超粗挽きパティで人気のお店。
旧山手通りに入り更に進む。
もう門松が飾られたお店は、「ハリウッド・ランチ・マーケット」。
ここは何時も新年の飾り付けが早い。
次に目を引くのは、ヒルサイドテラスにあるお花屋さん、「フローリスト・イグサ」。
毎年ガラス窓の外にしめ縄を貼り付けて販売している。
このしめ縄は結構値が張り、手前から6,500円、8,000円、10,000円もする。
次に見えてきたのは、邸宅イタリアン、『リストランテASO』。
手前の建物は『カフェ・ミケランジェロ』、この奥に樹齢300年の欅に囲まれたリストランテがある。
欅の木は枝が刈り込まれ、冬支度。
旧山手通りを歩いても良いが、少し時間があるのでT-SITEの中を抜けて行くことにする。
T-SITEは本だけでなく、色々な物品や展示も楽しむことが出来る。
T-SITEを抜け、ちょっと歩くと代官山フォーラムに至る。
ここの中庭に今日の目的のお店、『メゾン ポール・ボキューズ』に下る階段がある。
階段を下ると、左手にレストランの入り口が、そして右側にはサロンの入り口がある。
原田マダムに迎えられ、年末のご挨拶。
「グランメゾン東京」のときは、ここに”gaku”の銘板が掛けられていた。
ダイニングルームに行く前に、ラウンジで一休み。
このラウンジが好きだ。
長い廊下を通り、ダイニングルームに案内される。
この先の右側が厨房、突き当りの壁の向こう側がダイニング。
コロナ感染拡大により、二年近くの間このダイニングは閉鎖され、代わりに広いホールのサロンが使われていた。
緊急事態宣言が解除され、再びダイニングで食事を出来るようになり嬉しい限りだ。
そう言えば2020年最後の外食はここのサロンで、naonaoさん、nekonekoさん、pink bouquetさんとランチを楽しんだ。
その時の記事はこちら。
私達のテーブルはダイニングの一番奥のボックスシート。
ここからは部屋全体を見渡すことが出来る。
今日も何時ものセッティング。
カトラリーは料理に合わせ、その都度運ばれてくる。
今日は入砂料理長がどんな料理を用意してくれたか楽しみだ。
まずはワインリストをチェック。
今日は二人なので、シャンパーニュと赤とボトルを二本選ぶことにする。
選んだシャンパーニュは、ドゥラモット、ブリュット、プール・ヒラマツ。
サロンの姉妹メゾンのドゥラモットが『ひらまつ』のために造るスペシャル・キュヴェ。
今年一年ありがとうの乾杯。
2021年はちぃさんと一緒に随分多くのシャンパーニュを抜栓した。
そして年を締めくくるのもシャンパーニュ。
勢いのある泡立ち、フルーティーで切れのあるブリュット。
やはりドゥラモットのスペシャル・キュヴェは美味い。
セパージュは、シャルドネ50%、ピノ・ノワール30%、ピノ・ムニエ20%。
シャンパーニュのお供はグジェール。
『メゾン』のグジェールはチーズの香りが豊かで美味しい。
ちぃさんと過ごす、代官山の楽しい午後は続きます。