5月のある休日。
六本木でちぃさんと待ち合わせ。
六本木に来ると必ずここを撮影してしまう。
今日も芋洗坂を下り、予約しているレストランに向かう。
今日のランチは久し振りに訪問する『エンパイア・ステーキハウス六本木』。
ニューヨークの人気のステーキハウスの海外一号店。
昨年はほぼ二ヶ月に一度のペースで訪問していたが、今年はこれが初訪問。
エントランスを入ると、右手のセラーにはシャンパーニュのボトルが並ぶ。
私達のテーブルは、予約時にお願いしておいた、店の奥のボックスシート。
今日はステーキとシャンパーニュのランチなので、テーブル上にはシャンパーニュグラス。
何時ものセッティングに心はワクワク。
パンが二種届く。
ステーキハウスのパンは美味いので好きだ。
残念なことに今日はサービスの責任者でソムリエの田村さんがお休み。
でも若いスタッフの中村さんがテーブルに来て、「高原様にしっかりサーヴするように田村から指示されております」とのこと。
テーブル上にはステーキ・ソース。
これを見ると二人とも思い出して笑ってしまう。
私が一度、このソースを使おうとしたところ、ソースが落ちてこないので軽く振ったらドバっと瓶の半分くらいが皿に出てしまったのだ。
その時はお店の方が急いで小皿とスプーンを持ってきてくれ、迷惑をかけてしまった。
中村さんがシャンパーニュを注いでくれる。
ルラージュ・プジョー、トラディシオン、エクストラ・ブリュット、プルミエ・クリュ、ヴリニー。
モンターニュ・ド・ランスで1799年から続く家族経営のメゾン。
ぶどうはピノ・ムニエ50%、ピノ・ノワール40%、シャルドネ10%。
栽培はビオディナミ。
瓶内熟成は36ヶ月と長い。
デゴルジュマンは2020年9月。
今日もいっぱい楽しく飲みましょうの乾杯。
シトラスの爽やかな香り。
熟した洋梨やピーチ、その後には炒ったナッツやブリオッシュのニュアンス。
ミネラル感のあるキレの良いエクストラ・ブリュットだ。
飲み始めて間もなく中村さんが再び現れ、よろしければロゼと飲み比べて下さいと、またまたグラスに注いでくれる。
確かに今日はサービスに気合が入っている。
ルラージュ・プジョー、ロゼ、エクストラ・ブリュット。
このシャンパーニュ、残念ながら情報が無い。
恐らくピノ・ムニエがメインのロゼだと思われる。
ロゼでも乾杯。
フランボワーズやストロベリーの香り。
カシスやバニラのニュアンス、キレの良い辛口。
美味しくシャンパーニュを飲んでいると、前菜が届く。
六本木の『エンパイア・ステーキハウス』でちぃさんと過ごす楽しい午後は続きます。