6月のある金曜日、羽田空港に向かう。
現役時代は国内線・国際線合わせて月に10回は訪れていた場所だが、引退し、コロナで旅行にも行けず、ここに来るのは2019年12月の沖縄旅行以来。
2019年は、ウイーン、ドブロヴニク、高知、富山、沖縄に旅し、飛行機に乗ることも多かったが、それ以降はコロナ感染拡大のため一度も搭乗していない。
現役時代は海外の投資会社の役員会や学会への出席などで飛び回っていたので、多い時は年に130フライトはしていた。
早くコロナが終息し、飛行機に乗りたいと切に思う。
今日は旅に出るのではなく、福岡から来られる友人の出迎え。
到着便の掲示板を見ていると日本各地から数分刻みで航空機が到着し、到着ロビーに多くの乗客が溢れる。
コロナの新規感染者数が減り、空港にも人が戻っている(6月のことです)。
遊歩さんをお迎えし、銀座のホテルにチェックインを済ませると、今夜のディナーの店に向かう。
車に乗ればあっという間に行けるが、折角なので銀座、有楽町、丸の内を散策しながら向かう。
東京フォーラムは好きな建築物。
ウルグアイ生まれで米国在住の建築家、ラファエル・ヴィニオリ氏の設計。
入場待ちの長い行列が出来ているのは、”全国日本酒フェア”。
寄りたいところだが、その時間の余裕は無い。
太田道灌の像を撮影。
遊歩さんは江戸城の模型も撮影。
丸の内ブリックスクエアでは、三菱一号館美術館での”ガブリエル・シャネル展”が初日を迎え、黒服のシャネルの社員が招待客をお迎えしている。
黒服の男性が至る所に並んでいるので、マフィアの集会のように見える。
今日も丸の内仲通りでは、結婚するカップルの前撮り。
「おめでとう」と声を掛けたくなる幸せのオーラ。
街灯にも”ガブリエル・シャネル展”の宣伝。
行幸通りを渡る時には、東京駅丸の内駅舎を撮影してしまう。
今夜のディナーのお店は、ここ、「新丸ビル」の中。
暑い外からロビーに入ると、涼しさにホッとする。
予約しているお店は、『エリックス バイ エリック・トロション』。
フランス最優秀職人賞(M.O.F.)受賞シェフ、エリック・トロション氏のお店。
このお店の記事は遊歩さんが先にアップされている。
遊歩さんの記事はこちら。
何時もは二人なのでカウンター席を選んでいるが、今回は三人なので窓際の席を予約しておいた。
窓の外には、東京駅丸の内駅舎。
ピノ・ノワール系のシャンパーニュがお好きな遊歩さんのために、今夜はこの二本をお店にお願いしておいた。
ジャン・ヴェッセル、エクストラ・ブリュット、ブージィ。
ダニエル・デュモン、ブリュット、グラン・レゼルヴ。
お久し振りですの乾杯。
メンバーは、遊歩さん、タナーバさん、私。
私が度々写真を撮っていたので待ち合わせに遅れてしまい、タナーバさんをお待たせしてしまった。
タナーバさん、済みませんでした。
最初のアントレが届く。
フルーツトマト、タプナードソース。
友人達と過ごす丸の内の楽しい夜は続きます。